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勤務時間は自由、自宅勤務もOK フェイスブック ジャパンの社員を信頼する勤務制度

2017年10月20日 08時00分

ライター情報:茶柱達也

フェイスブック ジャパン執行役員本部長の中村穣氏

軽食の提供やシャワールームの設置など、社員が働きやすいオフィスづくりを実践しているフェイスブック ジャパン(詳しくは以前の記事をご覧ください)。制度面でも、社員を信頼して働き方の大部分で自由な裁量を与えている。
同社の勤務制度と、生産性を高める仕事術について、フェイスブック ジャパン執行役員本部長でセールス部門のリーダーでもある中村穣氏に話を聞いた。


自宅にいながら仕事をすることも可能


一日の勤務体制としては、始業・終業時間は社員に一任している。また、「Work From Home」という、いわゆるテレワーク制度を採用している。毎日必ずオフィスに出社しなくてもよく、事前に連絡すれば自宅にいながら仕事をすることも可能だ。そのため、必ず出社していなければいけない時間帯(コアタイム)もなければ、プレミアムフライデーもない。
月間労働時間も、上限を少しでもオーバーしてしまうと、本人ではなく上司の責任になるという。

中村  社員への信頼を基に、どこで働いてもいいということを重んじているのが制度面で大きな点です。「Work From Home」って、チャラく聞こえたりするじゃないですか。一方で、「1分1秒をどれだけ大切にするか」という企業文化があります。


ミーティングは30分で終わらせる


1分1秒を大切にする企業文化とは、米Facebook社が掲げているコアバリュー「Move Fast」のこと。失敗を恐れずに、スピード感をもって取り組んでいくことを重要な価値観のひとつとしている。その具体例として中村氏があげてくれたのがミーティングだ。

筆者もやる意味を感じられないミーティングに参加した経験があるが、同社ではそれを防止するため、ミーティングは1回30分程度と決めている。議題や決めるべきことは、あらかじめメンバーに共有してからミーティングに臨むという。

中村 僕もさまざまな企業のミーティングに参加してきました。ある企業では、上層部の人しかいない90分のミーティングであっても結局「引き続きこの件について議論を重ねましょう」と。誰も決定を言い出さないんですよね。これが今までの典型的な会議のあり方だったと思うんです。後で失敗を咎められるのが怖いので、結局みんな黙る。それでは時間の無駄だし、何もできない。偉い・偉くないは関係なしに、どこかで誰かビシッと決めていくしかないわけですよ。30分ミーティングは、時間をいかに有効的に使うのか、どう早く改善させていくのか、という企業文化を象徴している手法なのかなと思いますね。


生産性への意識の高さ


企業文化としてスピードと効率化を推進する同社では、社員一人ひとりの生産性への意識も非常に高いという。
冬でもこの格好だという中村氏。社内では「Joeさん」の愛称で親しまれている

中村 セールスチームの場合、仕事のゴールがクオーター(四半期)ごとに設定されているんですけど、期の途中でもう次のクオーターのゴール設定の話が来る。その都度戦略を立てて、発表して、とずっと繰り返されるので、本当に時間を最大限有効に使わないと完全にお手上げになるわけです。労働時間も管理されているので、ダラダラやればいいわけじゃないですし。相当シャープに盛り込んでいかないといけない。

――スケジュールがカツカツになる気がします(笑)

中村 あーそうですね! だからカツカツにならないように知恵を絞ってやっています。

実は、中村氏はインタビューの直前にも来期戦略を決める90分間の会議をこなしていた。4チーム合計で90分なので、1チームあたりの時間はわずか20分程度。そのため、資料を事前に用意してチーム全員が目を通していることを前提にディスカッションを始めたそうだ。
繁忙期でない限り17時30分には退社するという中村氏に、効率的な働き方をするうえで重要なことは何かも聞いてみた。

中村 大まかには、時間が限られているなかでいかに事前準備をしておくかが重要だと思います。後は計画性ですね。事前に用意しておいて、次に備えておくサイクルを作っておく事です。

――タスクの優先度付けはいかがですか?

中村 場合によっては優先度の低いタスクは全部捨てて、高いものに完全にフォーカスします。それって、ある意味リスクがあるじゃないですか? だけど、リスクヘッジをかけないで大胆にいく。プライオリティ(優先度)の高い仕事に2倍の労力をかけられるようにするためには、ワイルドなジャッジも時にはしなくてはいけないと思いますね。

ライター情報: 茶柱達也

86世代の東京生まれ。なのに東京の地理がさっぱりわからない。趣味は映画、野球、茶畑巡り。日本茶インストラクターという資格をとりました。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    質も〜ん!スマホの充電は不可ですか?可ですか?

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