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大谷翔平のメジャー移籍から学ぶ「会社の選び方」【プロ野球から学ぶ社会人サバイバル術】

2017年12月6日 16時48分

ライター情報:死亡遊戯


野球も仕事も時代とともに価値観は変わる。

ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す日本ハムの大谷翔平がロサンゼルスでメジャー各球団との面談を開始した。凄い時代になったものだ。メジャー球団が大谷を選ぶのではなく、23歳の若手選手サイドがメジャー球団を面談しているわけだ。野球に詳しくない人でも、「23歳の就活生が大企業の幹部を呼んで自分に合う会社を選んでいる」と書けば、大谷の凄さが伝わるのではないだろうか? もはや「メジャー挑戦」ではなく、「メジャーリーガーが大谷に挑戦」という新しいアングルである。

名門球団のオファーを断った大谷


しかも、あのニューヨーク・ヤンキースは面談前に大谷側から契約の意志がないことを告げられ脱落。ニューヨークメディアでは「なんてチキンだ!」なんつって、合コンで相思相愛と勝手に思い込んでいたおネエちゃんに相手にされなかった八つ当たり的な見出しが踊った。
過去に多くの日本人選手がメジャーのキャリアの始まりにヤンキースを選択してきた。松井秀喜も田中将大も、あの伊良部秀輝は死にたいくらい憧れたピンストライプのユニフォームを着るために日米を巻き込んで大騒動まで巻き起こしたくらいだ(ポスティング制度は96年オフのこの伊良部騒動をきっかけにできた)。
今度もなんだかんだ言ってヤンキースに来るはず。事前にそんな空気すら流れていたが、大谷はヤンキースブランドやカネよりも、自らが野球をプレーしやすい環境を選んだ。各報道によると「西海岸で中小規模の都市に本拠地を置く球団」を希望しているという。伝統よりも今。歴史を追うのではなく、自ら歴史を作る男。“二刀流”という新しい概念を球界に持ち込んだ23歳の青年の生き方には、素直にすげーなと感心してしまう。

プロ野球は時代を写す鏡である。日本でも今年のドラフトの目玉・清宮幸太郎(日本ハム)は最後まで巨人感がなかった。一昔前まで甲子園のスーパースターと言えば、桑田真澄と清原和博、元木大介、松井秀喜と良くも悪くもそのストーリーのど真ん中で巨人軍が絡んでいたが、清宮の場合は事前面談してもいまいちスイングせず、抽選でもあっさり外す。清宮ドラフトにおいて、巨人は常に脇役だったわけだ。これも時代の流れ、巨人ファンとしては寂しい限りだが、日本ハムは清宮本人の意中の球団でもあったという。いろいろと制約も多い伝統の球団よりも、育成に定評がある自分が成長できるチームへ。大谷と清宮、偶然にも2017年を象徴するふたりの才能が同じような価値観で新たな野球人生のスタートを切ろうとしている。

ライター情報: 死亡遊戯

79年生まれ。デザイナー兼ライター。プロ野球、プロレス、サッカー、映画、おネエちゃん、なんでも書くストロングスタイルを標榜。『文春野球コラムペナントレース2017』で初代日本一に輝く。

URL:Twitter:@shibouyuugi

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    死亡遊戯なんて古いセンスのライターにこんなこと書かれてもねぇ 俎上に載せられた大谷や清宮が可哀想 スマダンはライターを選びなよ

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