年間休日数120日以下の企業は「就職する価値なし」投稿に賛同の声
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匿名で投稿できるウェブサービス「はてな匿名ダイアリー」に、「年間休日が120以下の会社は入る価値がない」という投稿がされ、ネット上では賛同の声が相次いだ。

企業の“真実”を物語る年間休日数


同ユーザーは現在奮闘中の就活生に向けて、「企業の採用ページを見つけたら、真っ先に年間休日数を見よう」「それが120以下ならブラウザの戻るボタンを押そう」とアドバイス。さらに「年間休日数が書いてない場合は120以下と判断して構わない」「どうしてもその会社でなければいけない目標やコネでもない限り、年間休日が120以下の会社は入る価値がない」と続けた。


なぜ休日数が120日以下の企業に就職してはならないのか。その理由について、同ユーザーは「年間休日が少ないということは、従業員の稼働時間を多くしないと儲からない利益率の低さだったり、社員の休暇に不寛容な社風だったり、とにかくネガティブな要素しかない。会社説明で業績や社員満足をどんなにアピールしていても、年間休日数だけが真実を物語っている」と語っている。

これに他のネットユーザーからは「確かに1年の休日と祝日を合わせれば120日超えるし、それ以下だと休日出勤が求められてることになる」「年間に休日を100日もらえるって書いてあったから喜んでエントリーしたけど、冷静に考えると結構少ないな」「これはブラック企業フィルターとして使えそう」といった声が上がった。

そして現役社会人からは、書き込みに関連して「休日は本当に大事! 働けば働くほどそう実感できる」「休日の日数の他に『社員の人数』も調べた方がいい。『少数精鋭』とか書かれている会社だと大体休みとれない」といったアドバイスが。
ちなみに厚生労働省が発表した「平成29年就労条件総合調査の概況」によると、2016年の労働者1人あたりの平均年間休日総数は113.7日。

「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いにも要注意!


その他、学生の就職活動が本格化するこの時期には、定期的に「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いが話題に。「エン転職」公式サイトの「転職大辞典」によると、まず「週休2日制」は「1年を通して、月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがある」制度のこと。そして毎週土日が必ず休みになる場合は「完全週休2日制」と呼ばれ、「週休2日制」と区別される。

2つの違いに今年もネット上では、「ずっと土日休みのことを『週休2日制』だと思ってた!」「これ知らないで就職しちゃったら洒落にならないな…」と驚きの声が。また「これってめっちゃ大事なことだし、義務教育で教えて欲しい」との意見も寄せられていた。