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炭酸水の味に違いはある?9種類を味覚センサーで数値化&飲み比べ

2018年9月11日 11時00分
最近すっかりソフトドリンクとしても定着した「炭酸水」。各社から続々と新商品が発売されており、最近では「強炭酸」をウリにしたものが増えている。

そんな炭酸水だが、各社で味の違いはあるのだろうか? 味を数値化するサービスを提供している「味香り戦略研究所」が、強炭酸水について味のレポートを公開していたのでそちらのデータを元にまずは比較してみたい。レポートで取り上げられていたのは以下の9種類。



味覚センサーで炭酸水の特徴をデータ化


・ゲロルシュタイナー(ポッカサッポロ)
・南アルプススパークリング(サントリー)
・ザ・タンサン・ストロング(コカ・コーラ)
・伊賀の天然水強炭酸水(サンガリア)
・サントリーソーダ(サントリー)
・セブンプレミアム強炭酸水(セブン&アイ)
・ウィルキンソン タンサン ドライ(アサヒ飲料)
・ウィルキンソンタンサン(アサヒ飲料)
・NUDA強炭酸水(キリン)



データの中で、ミネラル感が最も強く飲みごたえもある、と出ているのが「ゲロルシュタイナー」だ。ゲロルシュタイナーはドイツで採水された天然の炭酸水。硬水なのでミネラルも多く含まれているためだろう。「ザ・タンサン・ストロング」「NUDA強炭酸水」も飲みごたえのある味わいというデータが出ていた。

一方もっともライトですっきりとした味わいと出てたのが「セブンプレミアム強炭酸」。「伊賀の天然水強炭酸水」は平均値に近いバランス型の味わいとなっている。


また酸味、キレが高く出ていたのが「ウィルキンソン タンサン ドライ」「南アルプススパークリング」だった。

炭酸水に合う料理とは?


同じ炭酸水といえども、それぞれ味や飲みごたえなどに違いがある、ということがわかった。実際炭酸水にはどのような効果があり、どう飲み分けたら良いのだろうか? 今回のデータを提供していただいた、味香り戦略研究所の高橋貴洋研究員に話を聞いた。

――炭酸水といっても、ここまで味に違いがあるとは驚きました。海外ではよく料理に炭酸水をあわせる、といいますが、炭酸水には料理の味に対してどういった効果があるのでしょうか?

高橋:炭酸水には炭酸による「味の抑制効果」があります。炭酸が強ければ強いほど、味の抑制効果は高まります。なので濃い味の料理には、強炭酸水を合わせるとサッパリさせる効果があります。

――炭酸水にも飲みごたえやキレに差がある、ということは赤ワイン、白ワインのように、料理ごとに相性がよい炭酸水がある、ということになるのでしょうか?

高橋:酸味・キレの強い炭酸水だと、さらにうま味や油の強いものの抑制効果や洗い流し効果がある可能性があります。また硬水系の炭酸水はそれ自体にクセが強く、またタンパク質を溶解する効果もわずかにあるため、料理もパンチや重みの有るものが合わせやすいでしょう。

肉料理などパンチや重みがある料理に合うのは「ゲロルシュタイナー」「ザ・タンサン・ストロング」「NUDA強炭酸水」といったあたり、味の濃い料理には酸味やキレが強い「ウィルキンソンタンサンドライ」「南アルプススパークリング」が合う、ということになりそうだ。

炭酸水を実際に飲んでくらべてみる


今回のデータ、果たして人間が飲んでみても違いを感じられるものだろうか? 会社近くのコンビニ、スーパーを回って商品を入手。無類の炭酸水好きスタッフで飲み比べてみた。



ゲロルシュタイナー(ポッカサッポロ)





コジマ
硬水独特のミネラル感があって、天然の炭酸なので、泡の入り方もちょっと独特。「ゲロルシュタイナー」って名前がいかにもドイツっぽい。



タツヤ
ラベルを見ると、硬度1302mg/Lの超硬水なので体によさそう

伊賀の天然水強炭酸水(サンガリア)





コジマ
関東だとあまりなじみのないブランドだが、炭酸も強めでおいしい。サンガリアと聞いてびっくり



タツヤ
ネット通販などで安く売ってたりしてコスパがいいかも


ザ・タンサン・ストロング(コカ・コーラ)





コジマ
ミネラル分が入っているのでデータ通り、飲みごたえはあるかも



タツヤ
スタンダードな味わいで飲みやすい。炭酸も強すぎず弱すぎずちょうどいいぐらい


ウィルキンソンタンサン ウィルキンソンタンサンドライ(アサヒ飲料)





コジマ
ウィルキンソンタンサンが炭酸の粒も大きくて、この中だと一番炭酸が強めに感じる



タツヤ
ドライの方は香料が入っていて、ラムネっぽい飲み口を感じる。炭酸の強さ自体はふつうのほうが強いかも


南アルプススパークリング(サントリー)





コジマ
炭酸の泡が細かくて、軟水で飲みやすい



タツヤ
キレがあり、スッキリしてる。



セブンプレミアム強炭酸水(セブン&アイ)





コジマ
スッキリしていて飲みやすい



タツヤ
同じアサヒ飲料製造でも、ウィルキンソンタンサンよりは少し炭酸が弱めに感じた。水そのものも少し違うかも


NUDA強炭酸水(キリン)





コジマ
強炭酸水とは言っているがこの9本の中だとそこまで強くないかも。これもバランス型かな。



タツヤ
スポーツの後に飲む、というシーンを推奨しているせいなのか、どちらかというとスッキリとしていて飲みやすい炭酸水


サントリーソーダ





コジマ
炭酸の強さ自体は標準レベル。少し酸味を感じた



タツヤ
そのまま飲むより、ハイボール用って感じですね


どれが炭酸強めなのか?そして好評だった炭酸水は?



炭酸を強く感じた順番に並べたのがこちら。(左にあるほうが強い)

飲み比べた人の中で好評を得た炭酸水は?


強めの炭酸好きの中で好評だったのが「ウィルキンソン タンサン」「伊賀の天然水強炭酸水」だった。「ウィルキンソン タンサン」はインテージの全国小売店パネル調査〈SRI〉の調べによれば、炭酸水市場の約5割を占めるほどのトップシェア製品。そしてダークホースとも言える「伊賀の天然水強炭酸水」がそれに次ぐ評価を得た。

一方、この中では炭酸はそこまで強いわけでもないが、スッキリとした飲み口で評価を得たのが「南アルプススパークリング」。飲みごたえ、飲みやすさのバランスがよい「NUDA強炭酸水」、超硬水&天然炭酸という、この中では独特の味が特徴的だった「ゲロルシュタイナー」といったあたりも好評価を得ていた。

※本結果は参加者の意見、検証結果によるものです。感じ方には個人差があります。

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