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【コラム】揺れるカタルーニャ独立問題…スポーツと政治が切り離せないスペインの今

2017年10月7日 12時40分 (2017年10月7日 21時33分 更新)
 スポーツと政治は、切り離せない。

 そんなことを痛感せずにはいられない数日を過ごしている。

 10月1日にスペイン北東部のカタルーニャ州の州政府が、独立の是非を問う住民投票を強行した。住民投票は法律に則った形では行われておらず、中央政府は違法な投票を阻止するため投票箱を回収しようと警察を投票所に送り込んだ。そして送り込まれた警察が住民と衝突し、800人以上が負傷。その内警察も30人以上が負傷した。マドリードに本社を置くメディアとバルセロナに置くメディアによって報道の仕方、伝え方は違うが、SNSで拡散された警察と住民の衝突の多くの動画はショッキングなものだった。

 カタルーニャ州労働組合ではこの警察の暴力に対して、3日にストライキを行った。同日夜にスペイン国王がテレビ演説でカタルーニャ州政府の幹部らを批判した。開票した結果、投票率は約42パーセントでその内約90パーセントが賛成だったという。しかし、ネットワークが通じず、投票用紙がばらまかれている所もあったので、正確とは言い難い。そういう報道もあった。カタルーニャ州政府は、対話を求めているが、それはまず法律に従ってからと交渉に応じない姿勢を中央政府は一貫している。

 10月1日の住民投票前後からスペインは、特にカタルーニャは、この話題一色だ。政治の話だが、スペインで最も人気のあるサッカーはこの政局の影響をもろに受けている。

 10月1日の住民投票当日にバルセロナはラス・パルマスと試合を行ったが、カンプ・ノウのスタンドに観衆は一人もいなかった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    様々な発言から勘案するに独立反対票に投じた可能性は限りなく低い。その限りなく低いことを、証拠がない一点張りで論じるのは間違っていると言わざるを得ない。

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