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【ライターコラムfrom名古屋】「見栄えなんてどうでもいい」…理想と現実の狭間で佐藤寿人が求めるもの

2018年4月17日 18時00分
 開幕2連勝という幸先の良いスタートはどこへやら、名古屋が苦しんでいる。何せ公式戦9試合連続で勝利がなく、直近は7連敗中。リーグだけでも5連敗で順位も17位に転落し、勝点すら奪えない現実にもがく日々だ。「どう勝つか」を常に追い求めるチームは安易な窮余の策など選ばず“自分たちのサッカー”を貫く中に勝機を見出すが、J2では押し切ることもできた相手の対策は、カテゴリーが上がるとその破壊力も桁違いである。勝ち方にこだわってきたチームは今、まさに理想と現実の狭間に立たされている。

 鹿島の狡猾かつタフな戦いの前に0-2の敗戦を喫し、リーグの連敗が「5」になった翌日、佐藤寿人に話を聞いた。3月から4月にかけて扁桃炎で欠場していたキャプテンは苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべた後、「自分たちのやるべきことだけでなく、相手にやらせないことも考えないと」と劣勢の風景を振り返る。相手ではなく自分たち、が口癖の指揮官に率いられてきたチームは常日頃から主体的に試合を運んで勝つことばかりを考えてきたが、この苦境においては勝機の見出し方も変わってきたようだ。佐藤という勝負師はさらにもっと原初的な欲求をストレートに吐き出し、鹿島戦の厳しさをこう語った。

「とにかく、勝ちたいですよね。見栄えなんてどうでもいいので。僕らはショーをやっているわけではないですし、10本、20本とパスをつないで支配率を上げることが目的ではないです。

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