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放火か?ハゼ釣りの名所でボート約20隻全焼

2017年2月8日 17時00分 (2017年2月8日 19時11分 更新)

燃えてしまったボート場

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 千葉県市川市田尻の江戸川河川敷で6日夜、ボート約20隻が燃える不審火があった。ハゼ釣りで知られる名所で何が起きたのか?

 消防などによれば、6日午後11時45分ごろ、江戸川にかかる新行徳橋たもとの原木中山駅側にある釣り船「大城屋」の河川敷に置いていた貸しボート20隻が全焼した。火は約2時間半後に消し止められたが、周辺に火の気はないことから、警察は放火の可能性もあるとして、調べている。

 一帯は江戸川放水路として整備され、平常時には海の入り江の状態となる。自治体や漁業組合等により自然保全ゾーンが設置され、関東屈指のハゼ釣りの聖地となっており、6~11月のシーズンには、多くの人でにぎわうエリアだ。

 被害に遭った大城屋は乗合船を出していた老舗で、先代が亡くなった後を継いだ2代目が貸しボート専業で営業していたという。ハゼ釣りのオフシーズンとなる冬から春にかけては、ボートは川に係留すると傷むために河川敷に揚げられ、保管されていたが、突然の火災で商売道具が消失してしまった形だ。

 枯れ草が生い茂る河川敷では火の回りが早く、大火災になるケースが多い。元東京消防庁消防官で防災アナリストの金子富夫氏は「ここのところ本当に火災が多発している。湿度が低く、乾燥と強風で、消したと思ったたばこの吸い殻から燃え広がるケースも多い。ボートはプラスチック製ですから、一気に燃えたのでしょう。早い消火対応で燃え広がらなくて良かった」と指摘する。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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