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詐欺で逮捕された“スパコンの鬼才”の素顔

2017年12月7日 07時10分 (2017年12月7日 13時32分 更新)

 東京地検特捜部は5日、経産省が所管する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成金約4億3100万円をだまし取った詐欺容疑で、スーパーコンピューター開発のベンチャー企業「ペジーコンピューティング」の創業者で社長の斉藤元章容疑者(49)と元取締役鈴木大介容疑者(47)を逮捕した。“スパコンの鬼才”ともてはやされた斉藤容疑者とは何者か――。

 特捜部によれば、2人は2014年に研究開発事業にかかった費用を水増しした実績報告書をNEDOに提出し、助成金をだまし取った疑い。

 斉藤容疑者は新潟大学医学部、東大大学院医学系研究科修了後、東大付属病院での勤務を経て、米・シリコンバレーで医療系ベンチャー企業を立ち上げた。

 その名が知れ渡ったのがスパコンやAI(人工知能)の開発で、15年のスパコン省エネランキング(Green500)では、ペジー社が理研と開発したスパコンが1位に輝き、2~3位も独占。医師出身の異才による快挙と話題になった。

 また先月には、スパコンの計算速度ランキング部門(TOP500)で同社が開発した「暁光」が4位に入り、省エネ部門でも1~3位を独占していた。この快挙を受け、NHKは斉藤容疑者に密着した「プロフェッショナル 仕事の流儀」を11日に放送予定だったが、逮捕で“お蔵入り”となった。

「スパコン予算を巡っては、事業仕分けでの蓮舫氏の『2位じゃダメなんですか』発言で奮起していたスパコン業界で、斉藤氏は1位を取るという使命に燃え、同時に思想的にも異端児扱いされていた」(IT関係者)

 NEDOによれば、10~17年度にペジー社には詐欺容疑がかかった件も含め、5件(総額約35億2000万円)の助成金が交付されていた。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    医大を出てパソコン弄りとか、ちょっと時代錯誤なアナログなおっさんww

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