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インスタ映え確実? 茨城・桜川市の奇祭「大飯祭り」

2017年12月7日 17時00分 (2017年12月7日 20時52分 更新)

これが「物相」と呼ばれる超山盛りライス(撮影・渡辺眞樹男氏)

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 今年の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれたが、茨城県桜川市にはまさしくそれにもってこいの奇祭が存在した! 約30センチまでうずたかく盛られた白米を食べるのだ。しかも、女人禁制、男根を首からぶらさげた「神様」まで出現する。450年前から続くともいわれる奇祭「大飯(おおめし)祭り」は、今月10日に行われる。

 茨城県桜川市の下泉地区で行われる神事「大飯祭り」は、鹿島神社の氏子らが、その年の当番の家で「物相(もっそう)」と呼ばれるわんに山盛りにした白米を食べるという五穀豊穣と家族繁栄を祈る祭りだ。

 物相は「山盛り」という表現を超えて、高さは約30センチにもなる。8合もの米をギュウギュウに盛り上げるのだ。

 下泉地区では10世帯前後からなる班を6つに分けて、各班が毎年持ち回りで祭りを行う。残りの5つの班や、その年に葬式を出した家の者は参加しない。始まりは350~450年前からとも伝えられており、女人禁制で厳格に続けられてきた。

 区長の白石和之さん(64)は「昔は米が貴重でいざというときしか食べなかったから、お祭りではたくさん振る舞った。戦争に行く人に腹いっぱい食べさせる意味もあった」と話す。

 1993年の空前絶後の不作で、日本が初めてタイ米を緊急輸入したときも、この祭りは白米で行われた。

 かつては班の「当家」の自宅でやっていた祭りも住宅事情の変化から公民館で開催されている。班の婦人らは祭りの場に参加できないが、前日から食事の仕込みに忙しい。

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