1

被害総額5千万円・将棋駒強盗犯の愚 名工が訴える駒の“価値”

2018年1月12日 17時00分 (2018年1月13日 11時52分 更新)

藤井四段らによる将棋フィーバーに沸く中、とんだ余波が襲った

[拡大写真]

「転売すれば足がつく」――。藤井聡太四段(15)の29連勝やタレントに転身した加藤一二三・九段(78)の活躍、さらに国民栄誉賞授与が決まった羽生善治竜王(47)の永世7冠など、明るいニュースが続く将棋界に冷や水を浴びせる事件が起きた。11日、大阪府八尾市で将棋の駒を狙った強盗事件が発生したのだ。被害総額は5000万円にも上るという。経済産業大臣指定伝統的工芸品・天童将棋駒の工芸士として第一線で活躍する掬水(きくすい)氏(本名・桜井和男=69)は、本紙の取材に犯人の愚かさと怒りをぶちまけた。

 八尾署によると、事件は11日午前10時20分ごろ、八尾市の将棋関連用品販売店「将棋博物館二歩」に40代くらいの男が押し入り、女性従業員(36)を脅してテープで拘束したうえで、ショーケースから将棋駒セットを奪って逃走した。

 店では骨董的価値のある商品も売られていて、同店の経営者は、500万円以上の商品を含む30~40セットが奪われ、被害総額は5000万円を超えると説明している。同署は強盗事件として男の行方を追っている。

 将棋駒は素材や技法、作者によって値段はピンキリ。それでも、百万円単位の駒があることに驚いた人は少なくあるまい。将棋駒の日本最大の生産地として名高い山形県天童市の天童将棋駒伝統工芸士会会長を務める名工・掬水氏は「駒が盗難に遭うなどまず聞かない話だ」と驚く。

 犯人の動機は転売・換金目的なのか、それとも駒を所有したかったのだろうか?

 掬水氏は「将棋駒の世界は狭く、“裏の世界”はない。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    ただのコマに吹っかけすぎww

    2
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!