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社民党党首選に立候補ゼロ… 離党ドミノで近づく“党消滅”

2018年1月13日 17時00分

 社民党の吉田忠智党首(61)の任期満了に伴う党首選で12日、立候補の届け出がなかったため、26日に再告示となった。誰も党首をやりたがらない“ババ抜き状態”に突入している。この日、午後3時締め切りだった届け出に手を挙げたのはゼロ。異例の事態に党首選実施本部では26日再告示の延期措置を取った。

 旧社会党の流れをくむ社民党はこの数年、凋落の一途だ。国会議員は衆参合わせて、たったの4人。2016年の参院選で比例代表得票率で2%以上を確保しているため、なんとか政党要件は満たしている状態だ。任期満了となった吉田氏も2年前の参院選で落選し、現在は浪人中の非議員ながらも党首を続けていた。社民党の代表は吉田氏のように非議員でも立候補できるが、所属都道府県連と党員200人以上の推薦が必要となる。立候補のハードルが高いとの見方もあるが、社民党関係者は「前回の党首選に石川大我豊島区議が出馬したように決して敷居が高いワケではない。結局、党勢が回復できずに沈みかねない中、誰も代表になりたくないのが実情」と話す。

 社民党内では昨年、誕生した立憲民主党と政治信条が近いことから合流したいというのが本音だ。とはいえすんなりと合併とはいかない。

「立憲民主党は民進党との統一会派結成にストップをかけているように党丸ごとの合流はしない主義。社民党に見切りをつけた議員や党員が個別に移ることになるのでは」(同関係者)

 まだ先が見えない中、なんとか党としての体をなすために党側は代表選を実施したい構え。党所属の国会議員は退任表明している吉田氏に慰留を働き掛け、結局“ババ”を押し付ける算段。党首選実施本部長の日森文尋元衆院議員は再告示での立候補者ゼロの事態は「想定していない」としたが、このままでは離党ドミノが起きるのは時間の問題だ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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  • 匿名さん 通報

    立憲民主党の末路。

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