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“外交デビュー”金正恩氏の妹・金与正氏に健康不安説

2018年2月14日 07時10分

AP・金与正氏

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 平昌冬季五輪に合わせて北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の特使として訪韓した妹・金与正党第1副部長が一躍、北朝鮮の“顔”になってきた。韓国メディアはトランプ米大統領の娘・イヴァンカ大統領補佐官に重ね合わせて「北朝鮮のイヴァンカ」と形容。今後、北朝鮮のキーパーソンになることは必至だが、同時に、ある健康不安説をキャッチした。その病とは――。

 2泊3日の訪韓で与正氏は精力的に動いた。

 五輪開会式に出席し、文在寅大統領との会談では「大統領が金正恩委員長と会って、統一の新しい幕を開く主役になることを望む」と相手をヨイショしながら、訪朝を要請。南北でイカとタコの呼び方が正反対であることを韓国側が話題にすると「では、それから統一しないといけない」と即答するなど、場を和ませる機転を見せた。滞在最終日の11日には、文氏とともに北朝鮮の三池淵管弦楽団の公演を観覧し、国際舞台が初めてとは思わせない“外交上手”の一面をのぞかせた。

 平壌情勢に詳しい関係者は「与正氏は、最高指導者の偶像化と体制宣伝を請け負う宣伝扇動部で事実上のトップに立ち、正恩氏の“愛民政治”と呼ばれる市民重視の政治スタイルを演出し、北朝鮮市民の思想統制に力を入れている。米国の元プロバスケット選手のデニス・ロッドマンの訪朝は与正氏が企画し、体制維持のプロパガンダに利用した」と話す。

 故金正日総書記と高容姫氏との間に生まれた与正氏。日本の公安関係者によると、1991年5月に「ジョンス」と記載された偽造パスポートを使い、母と兄の正恩氏と正哲氏と来日し「東京ディズニーランドで遊んでいた」という。

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