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ZOZOTOWN田端信太郎さんの発言に見る税負担と衆愚の社会学|文◎やまもといちろう

2018年3月12日 21時00分

 コミュニケーションツール大手LINE社のビジネス広告担当からZOZOTOWNを運営するスタートトゥディ社へと華麗なる転職を果たした田端信太郎さんですが、さっそく発言が燃えていて興味津々であります。

田端信太郎氏の炎上ツイートでZOZOTOWN退会祭りが発生 - Hagex-day info http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2018/03/12/041217

 取り上げたHagexさんが概ね主な論点のツイートを前半部分に引用しておられるので、他の退会祭りはご関心があればお目を通していただく程度で良いと思いますが、要するに「税負担をしているのは高所得者であり、低所得者は社会秩序やインフラを資金の面では担っていないので静かにしろ」という意味合いの話でして、実にマッチョな感じであります。

 実際、金額で見ると高所得者が多く支払う一方、率で見ると低所得者よりも高所得者は負担をしていないという図式になるのは紛れもなく美しい日本の本当の姿であります。立場によって明確に損得が違う図式になるのが本議論の燃えやすいポイントでありまして、こういう地雷をしっかりと踏み抜く田端信太郎さんの本領発揮といったところでしょうか。

 もちろん、日本の場合はなかなか税制をいじることができないまま、社会保障費が事実上の「老人対策税」という形で勤労者にのしかかっているため、ほとんど人頭税ともいえるような不公平な社会負担比率になっているのは致し方ないことであります。それならば高額な高給医療や混合診療を解禁して、よりよい医療を受けたい金持ちは税金かけてそっちでどうぞ、というやり方も考案し得たのかもしれませんが、日本は金持ちも貧乏人も相応に優れた標準医療が受けられるからこそどうにかなっている部分はあります。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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