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床下からホルマリン漬け遺体 隠されていた“昭和の倫理観”

2018年3月13日 16時45分

 東京都文京区白山にある住宅の床下から、瓶の中で液体に漬けられた赤ちゃんの遺体7体が見つかったことが12日、分かった。現場は以前、産婦人科医が住んでいたが、約3年前から空き家だった。事件性はないとみられる。液体はホルマリンとみられ、警視庁が鑑定を進める。

 この住宅を最近になって購入した30代の女性が、シロアリ駆除業者を呼んだところ床下から遺体が見つかったため、11日正午ごろに110番していた。

 前の住人である産婦人科医が赤ちゃんのホルマリン漬けを集めていたとすると猟奇的事件と思われるが、捨てるに捨てられなかった可能性がありそうだ。

 元産婦人科の看護師は「母体保護法によって現在、人工妊娠中絶可能なのは妊娠21週まで。いつの時代も中絶可能週数を過ぎてから、病院に駆け込んでくる患者がいます。近親相姦や不倫、未成年などの理由で。あくまで数十年前の話として、陣痛促進剤を投与し、人工的に未熟児として出産させ、放置して死産として事務処理するケースがかなりありました」と明かす。

 12週以降の中絶では、死産の届けを出し、火葬しなければいけないことになっている。死産は戸籍に記載されない。一方、人工陣痛からの“放置死”の場合、本来は一瞬でも生存したまま生まれたということで出生届と死亡届が必要となる。

「“違法中絶”を行っていた産科医だと放置死を死産扱いとしますから、死産は戸籍に載りません。まあ、規定週数内の中絶でも放置死でも、訳ありの中絶だと、患者が遺体を引き取らないことが多い。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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