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日馬富士 コーチ就任で角界残留も“給料ゼロ”の厳しい現実

2018年3月14日 16時00分



「給料はゼロ。もちろん付き人なんてつきません。力士のアドバイザーを無償でやるようなものですよ……」と語るのは、広島県にある蓮華院金剛寺の座主・木原秀成さん(72)。元横綱の日馬富士(33)を10年にわたり支え続けてきた恩人だ。



昨年、貴ノ岩(28)への暴行事件が原因で引退することとなった日馬富士。角界には残らないだろうといわれていたが、3月11日から始まる春場所を前にして伊勢ヶ浜部屋のコーチに就任することが報じられたのだ。



横綱にまで上りつめた人物が相撲界に残る場合は、親方になるのが一般的。コーチという形での角界残留は、きわめて異例だという。待遇も300万円近い月給があり、何人も付き人がいた横綱時代とは雲泥の差だ。そこまでして、なぜ彼は角界に残ることを決断したのか。引退後も変わらず交流を続けているという木原さんは、こう続ける。



「家族が日本にいるということも理由でしょう。ただそれだけではありません。彼は『来日して15年、相撲一筋でやってきた。そう簡単に縁を切れるものではない。相撲と関わり続けることでお返ししたい』と言っていました。それに彼はモンゴルを日本のようにしていきたいと考えていて、現地に学校も作りました。そこで日本のよさを伝えたいそうです」



日馬富士の「新モンゴルハルマフジ学校」は今年9月に開校予定だという。日本の良さを伝えるためにも、角界残留を決めた日馬富士

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