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大阪・飛田新地「遊女の真実」(前)(1)タレント級の美女がワンサカ

2012年8月28日 10時59分 (2012年9月19日 10時09分 更新)

 飛田の中のことは、外の者がさわったらあかん─。これまでかたくなに口が閉ざされていた大阪・飛田新地の世界。そんな飛田の内情を赤裸々に語った一冊「飛田で生きる」が8月31日に徳間書店から発売される。著者の杉坂圭介氏は、10年間飛田料亭経営に携わったあと、現在スカウトマンとして活躍しており、同書では欲望と哀愁がむき出しに交差する、誰も知らなかった“遊女”たちの世界が驚愕のエピソードとともに語られている。

「隣接する阿倍野区の再開発、近代化が進む中、飛田は重要な岐路に立っています。廃止を求める声も出てくるでしょう。でも、男にも女にとっても、この街は必要ですし、必要とされてきました。それがなぜなのか、私が見聞きしてきた男女の人間模様を描くことにより、感じていただこうと思ったわけです」

 杉坂氏が飛田で料亭を始めたのは2001年。失業中だった杉坂氏は、不動産業に関わっていた高校時代の先輩に呼び出され、飛田の中心街、メイン通りにある料亭の「親方」、つまり経営者になるよう勧められた。

「月に400万~600万円くらい儲かると言われました。でも、そんな甘い世界ではないと思ったから最初は断った。『飛田の親方なんて、素人にできへんでしょう?』。そしたら『細かいことはオバちゃんに任せておけばええんや』と説得された。結果、職もないし、父親が亡くなって得た生命保険金もあったので、これを資金に店を開けることにしたのです」

 杉坂氏は、まず飛田を管理している飛田新地料理組合へ挨拶に行き、店を開けることを報告。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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