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日本経済沈没寸前!? 激増する非正規残酷「下流中年」問題

2016年5月22日 17時00分 (2016年5月23日 16時34分 更新)

 “下流化”がすべての世代に広がっている。キーワードは『孤立』だ。

 子どもの貧困や老後破産が大きな社会問題となっているが、その予兆は35歳~49歳のミドルエイジの時代に芽吹いていると言える。高齢者たちを介護などで養うことや、子どもたちを家庭や教育で支える立場にある働き盛り世代の中年層を下流化させる引き金となっているものは何か。
 「大量採用の恩恵を受けたバブル期世代と団塊ジュニア世代が42歳~49歳になり、半数はリストラ対象といわれています。一方、1993年ごろから2005年当たりの『就職氷河期世代』の新卒者で、やむを得ず非正規労働者となった世代も40代に突入しています。転職市場では年収3割減は当たり前ですし、一度でも非正規になれば正社員になることは難しい。また、妻が自立している共働き世帯では、夫のリストラや親の介護が離婚につながるパターンも多い。ある日突然に人間関係が崩壊する孤立化リスクが、現在の40代には急激に高まっているのです」(労働問題に詳しいジャーナリスト)

 日本の会社中心社会では、孤立や貧困は自己責任という考えが根底にある。例えば、東日本大震災でホームレスが避難所から追い出されたケースがあったが、「家の所有者でない人は被災者ではない」と捉えるのが日本の現実だ。

 中年層の一部が、病気などで働けなくなり社会保険などのセーフティーネットからもこぼれ落ちると、最後に頼れるのは生活保護しかない。

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