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カムチャッカ半島の二大火山が同時噴火 航空機の飛行に警報発令

2017年3月10日 10時12分 (2017年3月13日 18時07分 更新)

カムチャッカ半島のベズイミアニ山が9日に噴火した(©Institute of Volcanology and Seismology FEB RAS, KVERT)

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 北方領土の北東、カムチャッカ半島で9日、クリュチェフスカヤ山とベズイミアニ山が相次いで爆発的噴火を起こし、上空5000メートル以上の噴煙が立ち上っているとして、付近を航行する航空機に対して警戒が呼びかけられている。



 ロシア科学アカデミー火山地震研究所(IVS FEB RAS)のカムチャッカ火山噴火対策チーム(KVERT)によると、カムチャッカ半島中部に位置するクリュチェフスカヤ山で9日、爆発的噴火が発生。



 標高4750メートルのクリュチェフスカヤ山は、ユーラシア大陸最高峰の活火山で、周辺10キロ以内にあるベズイミアニ山やカーメン山など複数の火山が連山をなしている。山頂火口のほか、山腹にも複数の火口があり、2015年1月には北西斜面に溶岩流が流出した。



 今回の噴火では、白い噴煙が上空5000~5500メートルまで立ち上ったことから、KVERTは水蒸気爆発の可能性が高いとみて、引き続き監視活動を続けている。



 一方、ベズイミアニ山では9日午前10時半ごろ(日本時間)に爆発的噴火が発生。1時間以内に5回の噴火が観測され、火山灰を大量に含んだ噴煙の高さは上空7000~8000メートルに達し、北西に500キロ以上離れた地点まで火山灰が降った。



KVERTによると、ベズイミアニ山では今月2日以降、火口周辺の地表に異常高温領域が確認されていて、今後しばらく火山活動の勢いが続くおそれがあるという。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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