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妊娠した国会議員に「職務放棄」の非難 働く女性が妊娠することへの批判か、恵まれた待遇へのやっかみか

2017年7月14日 14時12分 (2017年7月19日 05時31分 更新)

鈴木議員の妊娠に冷ややかな目が向けられたのは、女性が仕事と妊娠・出産を両立させることへ理解が浅いことも理由だが、もう一つ、議員という立場ならではの事情もあるのではないだろうか。


民間企業で産休を取得する場合、その多くが無給だ。産休中の給与は、会社員や公務員であれば、健康保険組合から給付される出産手当金で補てんする形を取る。金額は通常勤務時の給与の3分の2程度と定められている。


ただ、国民健康保険では出産手当金は支払われないため、自営業者や、会社員であっても国民健康保に険加入している人は、産休期間の収入はゼロになる。


一方で議員の場合、出産を理由に議会を欠席しても議員報酬が減額されることはない。衆議院事務局が「議員である限り任期終了まで支払われます」と言うように、報酬は全額支払われる仕組みになっている。


今回鈴木議員に心無い言葉がかけられた背景には、こうした議員の待遇と民間の差への不平不満もあったのではないだろうか。


もちろん、仕事を持つ女性の妊娠を「職務放棄だ」と非難するのは筋違いである。しかしだからこそ、働く女性の妊娠に対する批判なのか、金銭的に恵まれた立場で子供を産めることへの不平不満なのか、明確に区別して考える必要がありそうだ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 17

  • 匿名さん 通報

    子供なんて計画通りにできないよ。完璧なタイミングなんか選んでいたら子供を持つ機会を逸してしまう。

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  • 匿名 通報

    何で妊娠すると職務放棄なんだよ!くだらねえ事言ってんじゃねえよ! それでなくても少子化って騒いでるくせに、逆に有りがたく思えや!妊娠して頂きありがとうございますってな。

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  • 匿名さん 通報

    避妊しても妊娠することある。この人がどうかは分からないけど。もしそうだったら?仕事の為におろすの?男は妊娠しないから分からないんじゃない?少子化対策とかいうくせにこの人のこと非難するの? 

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  • 匿名さん 通報

    公用車で保育園送り迎え事件の時と同じ。 議員や上級官僚ばかりが便宜を供され一般国民は差別的に放置されている現状を変えなきゃ怨嗟の声が収まる日は来ない。

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  • 匿名さん 通報

    じゃあ国会議員は子供がほしけりゃ代理母でも頼めっていうのか。

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