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東レデータ改ざん問題で分かった、榊原会長と日覺社長の“不仲”

2017年12月12日 07時00分

 日本財界のトップ・榊原定征経団連会長の出身企業・東レで発覚したデータ改ざん問題。榊原氏は経団連会員企業に調査を求め、東レは改ざんした子会社の社長を更迭するなど対応に追われている。


 11月28日に緊急会見を開き、改ざんを認め、謝罪した日覺昭廣社長は、11月3日に書き込まれたネットの掲示板情報を受けて、自ら公表したと釈明した。だが、小誌に本件を告発した東レ関係者は語る。


「製品検査で安全上問題がなければ内々に済ませる方針と聞いていました。そうやって隠蔽した後に明らかになれば会社にとって致命傷になると考えて、私は文春に告発することにしたのです」


 1年以上前に社内調査で発覚し、日覺社長と一部の役員だけで対応にあたっていた改ざん問題。東レが公表に向けて舵を切ったのは、11月26日夕方、小誌記者が日覺社長を直撃してからだった。


 この時は「昔の話では」と事実関係を認めなかった日覺社長だが、翌27日、全取締役に改ざんの事実を伝え、経産省にも報告。夕方には、小誌に東レと子会社が事実を認める回答を寄せた。


 だが、この日、“ピエロ”になってしまったのが、東レ前社長の榊原経団連会長だ。定例会見で、神戸製鋼や三菱マテリアルの改ざん問題についてこう苦言を呈したのだ。


「(データ改ざんの)発覚時点で公表するのが原則だ」


 だが、まさに同じ頃、東レはデータ改ざんの対応に追われていた。8年に及ぶデータ改ざんは榊原氏が社長・会長在任中の出来事でもあった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「東レデータ改ざん問題で分かった、榊原会長と日覺社長の“不仲”」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    責任の擦り合いは見苦しい限りでオトナとして醜い… 現場に良きに計らえとか目標必達を長年続けさせた責任は重大… 経団連会長は名誉職に泥を塗ったね… 次は日立だが同じ轍を踏むの?

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