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完食を強要する「給食ハラスメント」の相談が急増 教師の過剰指導が原因で不登校になるケースも

2017年12月16日 11時00分 (2017年12月20日 06時15分 更新)

今年9月、小学校で50代教諭が給食指導で児童5人を嘔吐させたと報じられ、話題になったが、こうした行き過ぎた指導を「給食ハラスメント」と呼ぶ動きが出てきている。


11月下旬、フェイスブック上で給食ハラスメントに関する専門相談窓口を設置した一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会によると、ここ最近、学校給食に悩む子どもを持つ親からの相談が急増しているという。キャリコネニュースの取材に山口健太代表は次のように語る。



「今年の春頃から、親御さんから"子どもの給食"に関する相談が増えました。9月の件の他にも、今年は『食べる時間が短い』『まずい』など給食に関する話題が多くあがりました。11月までに約50件、今は1日2~3件の相談が寄せられています」


しかし「元々給食の悩み相談へのニーズはあった」といい、給食で何かしらのいやがらせを受けている子どもや、その親の悩みが表面化するようになった、と見ている。


■「教員自身、食育研修は受けていても、給食"指導"は研修すらない」



相談内容としては、保育士・教員に無理やり食べさせられるなどの給食指導を受けた子どもが、余計に悪化して食べられなくなった、というものが多い。中には、学校給食が原因で不登校になってしまった子どももいるという。



「例えば、班の全員が残さず食べられたらシールがもらえるという取り組みも、食べられない子からすればプレッシャーです。同級生から『なんで食べられないんだ』と責められる。生き地獄ですよ。登校拒否に繋がるケースもあります。他にも、食べられない子には別室で食べさせる学校もあるようです」


このようなことが起こる理由として、教員も昔、同じような完食指導を受けてきたからではないか、と指摘する。さらに教員側の理解不足を挙げる。



「食材の栄養や、残さず食べようなどの食育教育の研修は多いのですが、そもそも給食"指導"の研修はないんですよね。手引きはあっても具体的に『こういう子にはこのような給食指導をしましょう』という指針はないようです」


実際、給食関係の相談者のうち2割は教員で、「あまり食べられない子にどのような指導をすればいいのか分からない」「いままで無理やり口に押し込ませていたが、これでいいのだろうか」などという悩みも寄せられているという。


■悪化すれば「会食恐怖症」になりかねない 給食を避けて定時制高校に進学する人も


では、子どもが給食ハラスメントを受けていた場合、親はどうすればいいのか。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 59

  • 匿名さん 通報

    だいたい栄養指導とか食育指導とか何でも学校に求め過ぎ。だから教師の業務が過剰になるんだよ。そんなものは本来は親がやるべきことだよ。

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  • 匿名さん 通報

    アレルギーがない限り、残さずに食べろ、と言いたい。子供を甘やかせるから、ろくな大人にならない。自由と自分勝手を取り違える大人が多すぎる。

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  • 匿名さん 通報

    今は栄養失調なんてないんだから、無理やり食べさせる必要はありません。

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  • 匿名さん 通報

    現職教員の頃、無理やり食べさせる教員がおりました。私はクラスの子には「嫌いな物は無理に食べなくていいよ」と話していました。そうしたら、その子どもは、1年後には自ら進んで食べられるようになりました。

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  • 匿名さん 通報

    好き嫌いで食べないのは児童が悪い。それは怒られるべき非行。アレルギーだので食べられないものを強要するのは犯罪行為。

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