5

福田次官vs.産経新聞 スクープ、否定、更迭までの「攻防」を熟読する

2018年4月20日 07時00分

 福田財務次官が辞意を表明した翌日、4月19日の産経1面は「福田財務次官 更迭」の見出し。


  さらには「遅きに失した対応 政権に打撃」の小見出しのあと、

《首相は週刊新潮が12日に福田氏のセクハラ疑惑を報じたことを受け、辞任は不可避とにらんでいた。真偽は不明だとしても13日には発言の音声データまで公開され、ワイドショーが連日報じる事態となった。

 首相は「早く辞めてもらうしかない」と周囲に漏らし、菅義偉官房長官とともに15日の段階で福田氏更迭を決断。》

 と解説。

「オレ聞いてたもん」と大声で叫ぶ産経師匠。私にとっては、あくまで「更迭」にこだわる産経師匠の意地というか頑固さが見えてたまらなかったのである。


 ではなぜ、産経が「更迭」にこだわったのか。理由を振り返ってみよう。


■財務省トップの「全面否定」に、スポーツ紙もざわつく

「全面否定」。大きな文字が躍る。


《「今日ね、今日ね、抱きしめていい?」「胸触っていい?」など、「週刊新潮」で女性記者へのセクハラ疑惑を報じられた福田淳一財務事務次官が16日、「このようなやりとりはしたことはない」と全面否定した。「名誉毀損(きそん)に当たる」として提訴の準備を進めているという。》(日刊スポーツ 4月17日)


 予想外の展開に他紙も紙面で驚いた。


セクハラ報道に次官逆襲」はサンスポ、「霞が関文学的に!? 音声データも疑惑も否定 セクハラ? 次官『お店の女性と言葉遊び』」はスポニチ(4月17日)


 福田氏のおもな主張をスポニチから抜粋すると、


「女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない」


「音声データにもそのような店で女性記者と会食した覚えもない」


「女性が接客するお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむことはある」



 勝手に行間を読めば、「あの音源はお店の女性と言葉遊びを楽しんだ際のものかもしれないが、女性記者とは言葉遊びしていない」だろうか。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「福田次官vs.産経新聞 スクープ、否定、更迭までの「攻防」を熟読する」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    安倍信者の経典たる産経なので開き直りはお手の物だが、今回は音声も出てきて、余りに酷過ぎてかばい切れなくなってきたということか。

    42
  • 通りすがり 通報

    その後で「あれは一部で全体では問題ない」って言い出したってことは、「記者とそんなやりとりをしたことはない」というのがまず嘘だったってことだな。

    37
  • 匿名さん 通報

    法廷でやれよ、ってだけ。国会では国会の仕事しろ。

    21
  • 匿名さん 通報

    あの音声は気持ち悪いわ、しかし、全否定ってどうなってんだろ?日本のエリートは、福田さんは日本じゃないのか?

    16
  • 匿名さん 通報

    アメポチ産経が粘着攻撃する政治家なら日本にとっては有益な人物かもしれん

    13
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!