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《福島第一原発はいま》年間700億円かけても、終わりが見えない「事故処理」

2018年4月20日 05時00分
1号機では大型クレーンを遠隔操作してがれきの撤去作業が行われている 写真提供/東京電力

 政府と東電の廃炉工程表では、最長40年で事故処理を終える計画を堅持している。しかし、現実には事故収束は見通せない厳しい状況だ。いまなお「原子力緊急事態宣言」は発令されたまま。原発はいま、どのような状態なのか。



 科学ジャーナリストの倉澤治雄さんが解説する。



「福島第一原子力発電所の敷地の9割は全面マスクをしなくてもよくなりました。しかし一歩、建屋に入ると線量は高く、がれきが散乱し、作業できる状況ではありません」



 4号機の使用ずみ核燃料は取り除いたが、1号機では、建屋上部にあるプールから燃料棒を抜き取るため、屋上の構造物を無人クレーンで取り除く作業が行われている。



 3号機では、ようやく建屋に抜き取りのためのカバーが設置されたが、2号機はめどさえ立っていないという。



「そして原子炉の中には、大量のデブリ(溶けた核燃料)がある。それを冷却するために注水が続いています」



■汚染水の総量は80万トン

 加えて、原子炉建屋の地下部分が壊れて周辺の地下水が流れ込み、大量の汚染水も発生している。



「地下水の流れ込みを防ぐ凍土壁ができましたが、それでも1日に100トン近い水が建屋に流れ込んでいます」



 汚染水の総量は約80万トン。放射性物質を取り除く処理をしてタンクに貯めるが、鋼材をボトルでつないだフランジ型タンクは5年しかもたない。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「《福島第一原発はいま》年間700億円かけても、終わりが見えない「事故処理」」のコメント一覧 15

  • 匿名さん 通報

    原発は安全って頑迷に言っ張っていた人たちの罪が一切が問われていないね。それどころか未だ原発の安全神話にしがみつく。もはやカルト宗教の域だね。

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  • 匿名さん 通報

    まさに、”現実を見ろ”って感じですね。完全にコントロールされている、なんて、どうして言えるんだ?

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  • 匿名さん 通報

    チェルノブイリを見ればわかる。「我がなきあとに洪水よ来たれ」を許していいはずがない。中曽根氏に始まる無責任原子力行政をいまとめる時ではないかと思う。

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  • 匿名さん 通報

    廃炉は不可能と認めるしかない。関係者が全員死ぬまで認めないのだろうけど。

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  • 匿名さん 通報

    原発ゼロを約束する野党を支持する。 再生エネルギーを活用しよう!

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