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ボーッと生きている「ぼんやり日本人」の末路

2018年6月19日 07時00分

 毎週金曜日の夜、一週間の勤務を終えて帰宅したサラリーマンがぼんやりテレビを見ていると、お堅いイメージの強いNHKの番組から「ボーッと生きてんじゃねーよ!!」という怒鳴り声が飛び込んでくる。


 花金の夜を居酒屋で過ごして深夜に帰宅しても、土曜日の朝、ぼんやりまなこでテレビをつけると、いきなり画面から「ボーっと生きてんじゃねーよ!!」と突っ込まれる。


 2018年4月からレギュラー番組として始まったNHKの雑学クイズ番組「チコちゃんに叱られる」は毎週金曜日の夜と土曜日の朝(再放送)に、このボーッと生きている日本人に5歳のチコちゃんというキャラクターが活を入れるという構成で人気を博している。


■「空気を読む」は形を変えて「忖度」に

 番組自体は、たとえば「バースデーケーキのろうそくの火はどうして吹き消すのか?」といった他愛のない問題に答えられなかったり、間違えた回答をするゲストに対してチコちゃんが件の決め台詞を吐くだけの単純なものだが、問題の内容はともかくこの番組の根底に流れているのが、街頭で同じ質問を受ける日本人たちの何とも言えぬ「のんびり」加減である。質問を受ける人々のほとんどが、「えーっ、わかんない」とか「知らなかったあ」と言って無邪気な顔を晒しているのだが、平和な国ニッポンの象徴的な光景だともいえる。



 数年前、世間では「空気を読む」という流行り言葉があった。この言葉は現在、形を変えて「忖度する」になっているが、こうした流行語の背景も全く同じだ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「ボーッと生きている「ぼんやり日本人」の末路」のコメント一覧 83

  • 匿名さん 通報

    生活が苦しいと言いながらも年金支給額が減る法案を成立させた安倍自民党に投票した人が多かったのもボーッとしている人たちだ。

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  • 匿名さん 通報

    格差社会を変えるのは至難の業、下流や個人じゃまず無理。国民を殺す事で国が生き延びる政策を取ったのが安倍。安倍は国民を殺す事は出来ても生かす事は出来ない。殺しを有能を呼ぶ日本、滅んで当然。

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  • 匿名さん 通報

    教科書が読めない子ども達が半数、とすれば大人も教科書が読めない。論理的な思考ができない人達は、ボーッと生きているのと同じ。間違った判断を繰り返し、日本の将来は暗くなるばかり。

    45
  • 匿名さん 通報

    私立は知らないけど公立の学校は従順な人間の養成所。度量の無い先生にとって扱いづらい子は問題視か放置か。でもそんな先生を育てたのも上世代の教育。連鎖は止まらない。

    42
  • 匿名さん 通報

    競争大好き人間は威勢ばっかりで論理力に欠ける。

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