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ウナギ、マグロの次に消える魚は?――食卓から消える大衆魚

2018年7月20日 11時00分

 日本の漁業は、衰退の一途を辿っている。日本漁業の生産性は低く、燃油の国際価格が上がるたびに、公的資金による燃油代の補填をもとめるデモが行われている。漁業で生計を立てるのが困難なことから、新規就業者が途絶えた状態が何十年も続き、その結果として、漁村の限界集落化と高齢化が進んでいる。


■2025年までに、世界の漁獲量は17.4%増加する

 国内だけを見ていると、漁業に未来は無いように見えるが、海外に目を向けると別の現実が見えてくる。国際連合食糧農業機関(FAO)が、世界各国の漁業生産の将来予測をしたところ、現在から2025年までに、世界の漁獲量は17.4%増加するという結果が得られた。世界の漁業は、現在も成長を続けて、儲かる産業になっているのである。FAOの予測では、日本の漁獲量は13.4%減少する見込みで、主要漁業国の中で最低の成長率であった。


 日本の漁業が衰退するのは、他の先進国では当たり前のように導入されている漁獲規制(漁獲上限の設定や産卵場の保護など)が行われていないために、日本近海の魚が減少しているからである。ウナギやマグロが消えるといわれているが、我々にとって身近だった魚も減少し、輸入魚に置き換わっているのだ。


 例えば、ホッケの漁獲量は1998年をピークにほぼ直線的に減少し、現在は当時の4%まで落ち込んでいる。漁獲量が減少したことから、かつては1kgあたり30円前後だった浜値(水揚げ港での売値)は、1kgあたり244円へと高騰した。

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「ウナギ、マグロの次に消える魚は?――食卓から消える大衆魚」のコメント一覧 15

  • 匿名さん 通報

    中国人が美味しい魚の味を知っちゃったからな。日本人はそのうち魚介類を食べられなくなるだろう。わが身を守るために中国朝鮮の違法操業船は爆破でいいよ。

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  • 匿名さん 通報

    北海道の人間からすると、本州の人間は、よくあんなマズい日本海のホッケを有り難がって食べるなと思う。

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  • 匿名さん 通報

    日本は一次産業の近代化企業化が致命的に遅れた。さまざまな利権やしがらみで政治家も動けなかった。日本という国は何にせよ「愚図」である。

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  • 匿名さん 通報

    今のうち魚食べよう。もうすぐ絶滅する。

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  • 匿名さん 通報

    「そのうち寿司は全部養殖魚になる…」と知り合いの板前さんが10年位前から言ってる。

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