文科省汚職:前統括官が容疑認める 接待、賄賂と認識

2018年8月11日 07時00分

川端和明容疑者

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された文部科学省前国際統括官、川端和明容疑者(57)が、容疑を大筋で認めた模様だ。関係者が明らかにした。東京地検特捜部は、勾留期限の15日にも前統括官を収賄罪で起訴するとみられる。

 関係者によると、川端前統括官は7月26日に逮捕された直後は容疑を否認していた。しかし、特捜部は元会社役員、谷口浩司容疑者(47)=贈賄容疑で逮捕=と飲食した際の会話を録音した複数の音声データを入手。調べを進めたところ、前統括官が賄賂と認識しながら接待を受けたことなどを認める供述を始めた模様だ。

 川端前統括官はJAXAの理事として出向していた2015年8月から17年3月、谷口元役員から会社の業務に関して便宜を受けたいとの趣旨だと知りながら、東京都内の飲食店などで計約140万円相当の接待を受けた疑いで逮捕された。【巽賢司遠山和宏