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その時、グラウンドでは何が!? 八戸学院光星ナインと仲井監督がふり返る“史上最大の逆転負け”

2016年9月21日 15時01分

「応援の力もあったかもしれませんが、それだけじゃない。相手の力が上だった」と語る光星の仲井監督

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球場の雰囲気が一変したのは9回裏、4点を追う東邦が攻撃に入る直前だった。ブラスバンドが演奏を始めるとその曲調に合わせ、球場中から手拍子が湧き起こる。この奇妙な現象が、すべての始まりだったーー。

この夏の高校野球全国大会、甲子園を舞台に起きた“あの出来事”を彼らはどう捉えたのか? 前編記事(史上最大の逆転負けで八戸学院光星が垣間見た「甲子園の魔物の正体」)に続き、八戸学院光星ナインと仲井監督が死闘をふり返る。

■「光星の応援は10人ぐらいに感じた」

だが、グラウンドで異様な声援という風圧を浴びていた光星の選手たちの感じ方は違った。捕手の奥村は「あとひとつで勝利だとは思えなかった」と言う。

その言葉どおり、ここから東邦は連続ヒットで希望をつなぐ。光星野球部の部長・小坂貫志(かんし)が回想する。

「最後、打たれたのは全部、逆球(捕手の構えと逆のボール)ですよ。うちのピッチャーは、完全にあの雰囲気にのまれたんでしょう」

7回からリリーフし、悲劇の主人公となったエースの桜井一樹は言う。

「周り全部が敵に見えて、体の奥底にある気持ちが…抑えてやりたいという気持ちが強く出すぎて、力んでしまったんだと思います」

東邦は連打で1点を追加し、7-9と2点差に詰め寄ると、スタンドのボルテージは最高潮に。観客は手を叩くだけでなく、プロ野球の応援のようにそこかしこでタオルを回し始めた。ライトの田城は、こう毒づく。

「味方のアルプススタンドも、上のほうと下のほうのお客さんはタオル回してましたから。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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