0

【安田記念】レッドファルクス尾関調教師「弱気発言」の表と裏

2017年6月1日 21時32分

レッドファルクスと尾関知人調教師(左)

[拡大写真]

【安田記念(日曜=4日、東京芝1600メートル)美浦トレセン発秘話】先週の日本ダービーはレイデオロが名伯楽・藤沢和雄調教師に初栄冠をもたらす劇的V。その決着に至る道程は、極めてファンタジックな攻防に満ちていた。

 最初に“魔法”をかけたのは、酸いも甘いも知る32年目のベテラン・横山典弘(マイスタイル)。ハナに立ち刻んだラップ(5ハロン通過63秒2)は、1週前のオークスより1秒5も遅い超スローペース。それは各ジョッキーの判断、決断力を狂わせるに十分なマジックだった。実際、皐月賞馬アルアインの松山弘平は「何もできずに終わった」と肩を落とした。

 ゆえに、その呪縛を解いたルメールこそ勇敢だったと言えよう。14番手から5ハロン標手前で一気に動いて、金縛りにあうアルアインの前に位置する2番手へ。それはまさに相手の技を逆利用する“魔法の攻防”。騎手の技量を堪能させる「馬3・人7」の競馬は、ファンの記憶に深く残るものとなったはずである。

 さて、春の東京GIシリーズも今週・安田記念で見納め。思えば、昨年のこの舞台こそ魔法が鮮やかに決まった一戦だった。

 仕掛けたのはロゴタイプに騎乗した“東の魔術師”田辺裕信。マイルGIらしからぬ5ハロン通過59秒1の緩ペースには、怪物モーリス(2着)さえも幻惑された。

「今年もロゴが行くか、それともブラックスピネルか。典型的な逃げ馬がいないのは昨年と一緒。競ってしぶとい馬だけにレースが流れてくれるのが理想なんだけど…」

 こうヤングマンパワーの森信次郎厩務員が思案顔で語るように、香港馬が2頭加わる今年も展開が読みづらい組み合わせ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「【安田記念】レッドファルクス尾関調教師「弱気発言」の表と裏」のコメント一覧 0

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!