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セルジオ越後が今季のJリーグを振り返る 「川崎と鹿島の明暗を分けた選手起用法は…」

2017年12月14日 11時00分

土壇場で優勝を逃した鹿島は、もったいないのひと言に尽きると語るセルジオ越後氏

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今季のJリーグは最終節にドラマが待っていた。首位鹿島と2位川崎の勝ち点差は2。勝てば主要タイトル20冠目となる鹿島はアウェーで磐田と対戦し、痛恨のスコアレスドロー。一方、川崎はホームで大宮に5-0で大勝し、得失点差で鹿島を上回り、大逆転で悲願のJリーグ初優勝を遂げた。

僕は以前このコラムで「川崎のサポーターは優しすぎる。負けたときは浦和や鹿島のサポーターのようにブーイングしないとチームが必死にならないし、優勝は無理」と言った。でも今は、こういうカラーのチームがあってもいいのかなと。そう思わせてくれるような見事な逆転劇だった。選手もサポーターの皆さんも本当におめでとう。

実際、川崎の選手たちはシーズン終盤、鹿島に勝ち点で差をつけられても、諦めずによく戦った。今季はルヴァン杯の決勝で敗れ、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でも準々決勝で浦和に大逆転負けを喫したこともあり、また無冠に終わるのかと頭をよぎった瞬間もあるだろう。

それでも、風間前監督時代からの攻撃的なサッカーを継続し、得点はリーグ最多。開幕前に大久保(FC東京)が抜けたものの、家長、阿部を補強。このふたりはボールをつなぐのもうまいし、決定力があった。さらに右サイドバックのエウシーニョ。彼が大事な試合で仕事をしてくれた。得失点差での優勝とはいえ、積極果敢な攻撃サッカーをするチームが優勝するのはリー盤戦こそうまくいかないときもあったけど、終盤は安定していた。

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