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【ボクシング】山中慎介「神減量」を支えたユニーク練習法

2017年8月15日 11時30分

計量をパスした山中は余裕の笑顔でポーズをとった

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 WBC世界バンタム級タイトルマッチ(15日、島津アリーナ京都)で国内最多タイとなる13度目の防衛を目指す王者の山中慎介(34=帝拳)が14日、前日計量を行い、挑戦者で同級1位のルイス・ネリ(22=メキシコ)とともにリミットの53・5キロでパスした。前夜も肉を食べるほど快調な減量は、ユニークな練習法に支えられている。

「昨日(13日)はポークステーキを食べました」(山中)。減量がきついボクサーになると、最後は絶食どころか、水分も取れない状態になることも珍しくない。計量前夜にこれだけの量を食べられるのは、調整がいかにうまくいったかを物語っている。

 山中の減量は一般的なボクサーがすることとはイメージが異なる。ボクシングジムでは真夏でも暖房を入れて、選手は厚着をして汗を絞り出すという光景も珍しくない。だが山中の場合はスパーリング時には冷房が効いた状態。サンドバッグや縄跳びといった体力強化系のメニューになると、クーラーが止められるのだ。

 この異色の「二段構え」の意図について、帝拳ジムの大和心トレーナー(42)は「スパーリングは、いいパフォーマンスができるように涼しくして、体重を落としたい練習では汗をかくためにクーラーを止めます」と説明する。

 夏場に室内でクーラーを使わないと、熱中症の危険性がある。そんな環境で練習して集中力を欠くよりも、快適な状態で神経を研ぎ澄ましたほうが、パフォーマンスは高められる。その代わりに汗をかくためのメニューになると暑い中で体を動かし、計量1週間前でも2~3リットル分の汗を出す。この新陳代謝が現在の“好調”にもつながっている。

 計量を終えた山中は「言い訳ができないぐらい、いいコンディション。明日は必ず勝ちます」と話し、夜は試合前恒例のウナギで英気を養った。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「【ボクシング】山中慎介「神減量」を支えたユニーク練習法」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    負けた。強かった。また今度!

    0
  • 匿名さん 通報

    だが、負けた。

    0
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