<五輪スノーボード>大技封印も平野3位で決勝へ 男子HP

2018年2月13日 21時07分 (2018年2月13日 22時21分 更新)

スノーボード男子ハーフパイプ予選1回目でエアを決める平野歩夢=フェニックス・スノーパークで2018年2月13日、山崎一輝撮影

[拡大写真]

 スノーボードのハーフパイプ(HP)が行われ、男子予選でソチ冬季五輪銀メダルの平野歩夢(木下グループ)が95.25点の3位で12人で争う14日の決勝に進んだ。片山来夢(バートン)が5位、戸塚優斗(ヨネックス)が10位で通過。ソチ大会銅メダルの平岡卓(バートン)は13位で予選敗退した。トップは2006年トリノ・10年バンクーバー両五輪金メダルのショーン・ホワイト(米国)で98.50点。

         ◇

 肩慣らしは万全だ。予選3位通過となった平野は、涼しい顔で言った。「いつも通り。予選なので、予選に合わせた滑りという狙いを持って滑った」

 1月のトップ選手が集結する賞金大会「冬季Xゲーム」で世界を驚かせた2種類の縦2回転、横4回転の大技をつなげる構成は、この日は封印した。それでも、2本目は最後に「昨日から2本目に入れられたらいいなと思っていた」という縦2回転、横3回転半の「フロントサイドダブルコーク1260」を華麗に決めてフィニッシュ。95.25点の高得点をマークし、会場をどよめかせた。

 五輪2度の優勝を誇るスーパースター、ホワイト(米国)が縦2回転、横3回転半の連続技を決めて98.50点でトップに立つなど、メダル争いのライバルたちも順調な仕上がりを見せつけた。それでも、平野の心は揺さぶられない。「みんな気合が入って、着々と決勝に向けてトライしている。いいことだと思う」と余裕をのぞかせる。