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「仁神術」の継承者が直伝 指にぎりでイヤな気分を飛ばす

2017年3月8日 17時00分 (2017年3月10日 13時13分 更新)



「私がお伝えしている『指にぎり』は、もっとも簡単にできる『仁神術』です。すでに、世界中で1万人以上が実践していますよ」



そう穏やかに話すのは、日本で唯一仁神術の継承者である加藤貞樹さん(47)。仁神術は、東洋医学でいうところの「気」の流れを整える治療法。創始者の村井次郎氏が100年ほど前に日本で開発した。2年前に他界した村井氏の最後の弟子・加藤春樹氏の息子が、この貞樹さんだ。父親から手ほどきを受け、現在は自らの鍼灸治療に取り入れているほか、アメリカ、ドイツ、ブラジルなどでも仁神術を教えているという。



「人間の体にはエネルギーが流れていて、東洋医学ではこれを気と呼びます。そして、体の不調は、気が乱れたり滞ったりすることで起こると考えています。ですから、全身の気の流れを整えれば、心身のつらい症状、ネガティブな気分、病気による痛みなどを改善できるのです」



冒頭でふれた“手技”は、この仁神術の入門編だという。そっと指をにぎる「指にぎり」で乱れた気を整え、感情をコントロールできるのだ。



「とても簡単です。自分が抱えているトラブルに対応する指を、反対の手の指でそっとにぎるだけですから」



そこで、加藤さんがにぎり方のポイント、それぞれの指に対応する感情と効果について教えてくれた。



【にぎり方のポイント】


どちらの手でもOK。にぎる指の手のひら側に、反対の手の親指以外4本の指の腹をしっかり当てたら、軽く包むようににぎる。脈を感じ始めたら、深呼吸しながらリラックスし、5~10分キープ。



【親指】心配


「親指は『心配事』や『肉体疲労』などとリンクしています。心配ばかりしていると、つながっている臓器である胃やひ臓にも不調が表れ、胃の不快感や頭痛などを引き起こすのです」(加藤さん・以下同)



【人さし指】恐れ


「人さし指は対人への『恐れ』とリンクしています。恐怖を感じることで、歯痛や背中の痛みが出てきたり、膀胱や腎臓などに不調が表れたりしてきます」



【中指】怒り


「中指はイライラしやすい性格とリンクしています。イライラしやすい人は、肝臓や肺が弱く、疲れやすい傾向があります。イライラを感じたときは、中指をそっとにぎってみてください。気持ちが静まり、疲れが癒されていくのを感じるでしょう。目にトラブルが出たときも、中指をにぎると効果があります」



【薬指】悲しみ


「ちょっとしたことでも悲しくなったり、落ち込んだりする人は、薬指をケアしましょう。そのような性格の人は、肺や大腸に不調が出やすい。耳鳴りや、呼吸が浅くなるという症状で体に表れます」



【小指】がんばりすぎ


「神経質で真面目な人は、がんばりすぎてしまう傾向がありますね。腹部の膨満感や吐き気、喉の痛み、心臓の不調といった症状が体に出ます」



自分の脈を聞きながら深くリラックスすることで、体全体の気が整う。また、複数の負の感情や症状があるときは、“2段階にぎり”が効果的だ。たとえば、悲しみと怒りを同時に感じているなら、まず2~3分、中指をにぎって気持ちを落ち着け、さらに薬指を2~3分にぎって前向きな気持ちを取り戻そう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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