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マザコンだけど資産家…求婚されたらどうする?【シングルマザー妊活】

2017年9月20日 08時46分 (2017年9月20日 09時40分 更新)

シングルマザー社長の妊活記 Vol.22】

 バツイチシングルマザーの杉沢です。

 絶賛再婚活&妊活中なのですが、この連載が娘の保育園の先生達にバレたようで、若干冷ややかな視線を感じる今日この頃。でも……そんなの関係ねぇっ! という強い気持ちを持たずして再婚活に成功はありません!! というわけで今回もお付き合いくださいませ。

◆「是非うちの嫁に!」仕事の依頼主から息子を薦められ…

 実は私、資格を生かし、副業で行政書士をしているのですが、先日、遺産相続の仕事の依頼を受けることになり、お話を聞きに依頼者のご自宅へ伺ったのです。

 そこは都心の豪華な一軒家。故人は相当な資産を遺して亡くなったようでした。依頼者は息子(59歳)夫婦。故人の配偶者は既に亡くなっており、相続人は一人息子の依頼者夫婦のみのため話はスムーズに進み、気が付けば3人で世間話をして盛り上がっていました。

 聞けば二人の間の末息子(32歳)が未だ実家暮らしで独身なのが悩みの種なんだそう。そのせいか、二人は私に興味津々(しんしん)のご様子。シングルマザーだと話すと、「それでもいいから是非うちの嫁に!」と言い出しました。そんな中、タイミングよくその息子が帰宅。

【スペック】

年齢:32歳

職業:総合商社で営業

推定年収:600万円

結婚:独身

外見:細身&メガネのインテリ系

性格:気は優しいが生粋のマザコン

私「お邪魔しております。行政書士の杉沢と申します。今日はおじい様の件で伺いました。」

 と挨拶すると、

息子「ああ、そうでしたか。お世話になります。よろしくお願いします。」

 営業職とあって礼儀正しく、まともな印象。しかも、見た目もメガネが良く似合っていてインテリ風。清潔感もあって悪くない。

母「あなたも座りなさい。杉沢さん若いのに賢くて偉いわぁ。こんな人がお嫁に来てくれたらお母さん嬉しい。」

 と急にお見合いムード。

 息子も息子で、

息子「そうなんだ。母さんがそんなに褒めるなんて珍しいね。杉沢さんはおいくつで?」

私「え? あ……さ、36です」

母「年上女房なんていいじゃない! あなたにお似合いよ!」

息子「母さんがそう言うなら間違いないね」

 おいおいマザコンかよ……。でも、資産家のお家で大手商社勤めだし将来は安泰かなぁ。インテリ系の見た目もわりと好みだし、性格も真面目そうだし、無しではないかな……と思ったのもつかの間……。

◆“この親にしてこの子あり”息子のすべてに首を突っ込む母親

母「4歳のお嬢さんがいるそうよ。孫と一緒に住めるなんて嬉しいわ」

私「え? あの……」

父「何を言ってるんだよ。今日会ったばかりなのに気が早いぞ。わっはっは」

私「あの……」

息子「そうだよ母さん。結婚するまでに3ヵ月は付き合わないと。でも、ちゃんと同居するから心配しなくていいよ」

私「ちょっ……え?」

母「当たり前じゃない。36歳なら子供は早く……はっ! 時間がないじゃない!」

 大きなお世話だし……てか、ちょちょちょちょっと待ってよ! この家族なんかおかしい。結婚? 同居? 気が早い! ってそんなレベルの話じゃなくて、ツッコミどころが多すぎて混乱するわ。そもそも今日は、遺産相続の話をしにきただけだっつーの!

 確かに、36歳のシングルマザーを家族揃って受け入れてくれる事はとても嬉しいけれど、結婚相手までママが決めるようなマザコン息子が子供の親になれるとは思えないし、息子の結婚相手選びに口を出す母親も理解ができません。まさに“この親にしてこの子あり”。

 息子本人のスペックはマザコン以外は何も問題はないのに(それが一番の問題なんですけどね)、息子が結婚できないのは、まぎれもなく今話題の過保護過ぎる親のせいですね。

 私もそんな親にならないように気を付けよう。

<TEXT/杉沢志乃

杉沢志乃(すぎさわしの)】

36歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。現在は女性向け映像メーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長を務める。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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