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野菜のレンチンにラップはNG!ペーパーを使うテクで感動のおいしさに

2017年10月7日 15時46分 (2017年10月7日 15時55分 更新)

【ラクうま美人ごはん vol.14】

 いつものラップ、使うべからず。

 電子レンジで温野菜、おいしく作れていますか? 野菜を切って並べてラップをしてチンしてみたものの、ニンジンはぐにゃぐにゃ、ブロッコリーはしんなり……、というのはよく聞く話。どうにか工夫しておいしく作りたいところですよね。

 そこで今回は、電子レンジで作る温野菜をカンタンにレベルアップしてくれる裏ワザをご紹介。ポイントは、当たり前のように使っている「ラップ」を、「キッチンペーパー」に置き換えることにありました。

◆電子レンジ調理にこそ、「キッチンペーパー」を使うべし!

 まず用意するのは、「フエルトタイプ」のキッチンペーパー。

 そもそもキッチンペーパーは、大きく分けて2タイプあります。一つは、厚手の不織布で作られた「フエルトタイプ」、もう一つは紙が凹凸になっている「エンボスタイプ」。身近なのは安価なエンボスタイプかもしれませんが、今回オススメなのは、吸水力に優れていて熱に強い「フエルトタイプ」。

 今回のコツを教えてくれたのは、フエルトタイプの「リードクッキングペーパー」を製造・販売しているライオン(株)で、この裏ワザのことを、「ぬらくるチン」と言うんだそうです。

◆「ぬらくるチン」=ぬらして・くるんで・チン!

「ぬらくるチン」とは、リードクッキングペーパーをぬらし、野菜をくるんで、電子レンジでチンする工程のことだそうで、実際に手順を紹介してみたいと思います。まずは、大きめの耐熱皿に、ぬらしたクッキングペーパーを1枚敷きます。(※私が実験したところ、エンボスタイプのキッチンペーパーを使用する場合は、2~3枚重ねると同程度の仕上がりに。)

 その上にお好みの野菜を並べます。ポイントとしては、外側から内側にかけて硬い野菜⇒柔らかい野菜を並べていくこと。今回は、外側からかぼちゃ(7ミリ)⇒にんじん(7ミリ)⇒ブロッコリー(小房をタテ半分に切る)⇒パプリカ(2センチ角)の順に並べました。

 この上に、ぬらしたクッキングペーパーを乗せ、全体をくるみます。

 これを、電子レンジ600Wで5分加熱(500Wの場合は6分)しましょう。

 はい、ホカホカ温野菜の出来上がりです!

 ラップ加熱の場合、野菜から出た水分の行き場がなくなるために、ぐにゃぐにゃべちゃべちゃとした仕上がりになってしまいますが、この余計な水分をペーパーがしっかり吸収してくれるため、水っぽさはほとんど感じず。また、ペーパーと食材のWスチーム効果で均一加熱されることにより、蒸し器で作った時のようなふっくらとした仕上がりは、感動級のおいしさです。

 さらに栄養面でもメリットが。野菜をゆでるときに失われがちな「ビタミン類」や「ポリフェノール」などの流出を最小限に抑えることができるんです。つまり、おいしくて美容にも良しということ。ラクしておいしい野菜をたっぷり食べたい時にこそ、オススメの調理法です。

 さあ、一度お試しください!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>

【スギ アカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。Twitterは@akatsukinohana

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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