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恋が面倒くさい、好きな人ができない…恋愛ベタの深~い原因と解決法

2017年11月15日 08時46分 (2017年11月15日 09時40分 更新)

 婚活、恋活がますます盛んな昨今ですが、一方で「恋愛がうまくできない」という“おひとりさま”も増えているようです。

 先月刊行された『恋愛低体温症』は、そんな女性の複雑な心情をやさしく解きほぐしています。

 著者の高橋リエさんは、心理カウンセラーとして、母娘問題を中心にカウンセリングやセミナーを行ってきました。

 高橋さんによると、幼少期からの親子関係が、恋愛に影響を及ぼしているというのです。

◆好きな男性ができない、男性を避けてしまう…

 好きな人ができない、または、男性からアプローチされても引いてしまう、といった悩みを抱える女性は多いのではないでしょうか。

 本心では、人を好きになりたい! と切望しているのに叶わないのは「私が本気で愛されることはないという妙に強い思い込みがあり、特定の相手と絆を結ぶことを意識的、無意識的に拒否しているから」と本書はズバリ。

 恋愛関係を結ぶと、信頼感や安らぎといった心地よさが生まれます。ところが恋愛低体温症の人は、心地よさよりも不安や恐怖が増大してくるのです。

 なぜなら「自分に自信がないから」「子供の頃、もっとも親しい関係であるはずの『親』といて安心できなかったから」と本書は分析しています。

 私自身も恋愛下手ですが、振り返ってみると幼少期から成人するまで、両親にホメられた記憶がありません。

 そのせいか自分が誰かを好きになっても自己否定し、誰かに好かれても疑心暗鬼、そして自滅というループにはまっていました。

 著者の高橋さん自身も、いわゆる“毒母”育ちで、自分の子育てでつまづいてしまったそう。

◆不倫をくりかえす人にも親子関係が影響?

 また本書によると、「不倫」を何度もくりかえしてしまう女性には、2通りのパターンがあるそうです。「母親にダメ出しされることを怖れて、無意識に親に紹介せずにすむような相手を選んでいる」場合と「父親に愛されなかった経験から、自分は最優先に愛される存在ではない、という思い込みがある」場合です。

 後者は、幼少期と同じ悲しみを恋愛で再体験しているといいます。恋愛低体温症は当人のせいではなく、過去のさみしさや涙によってつくられたものなのです。

 傷つきたくないけれど、恋愛も結婚もしたい! というのは人間の性(さが)。

 結婚は先だとしても、せめて甘い恋愛をしたい、という問いに本書は「人を好きになって、とことんつらい経験をしてみよう」、腹を括れと指摘します。

 過去に十分つらい経験をしたんだから、もういいじゃん、とそれこそ甘えたくなりますが「人を好きになるというのは、実はつらいこと」とキッパリ。まずは覚悟したところで、恋愛低体温症から抜け出す処方せんが始まるのです。

◆恋愛低体温症から抜け出す処方せん

 過去の思い込みに気づき、ブロックをはずすには心身の緊張をゆるめるのが大事なのだとか。

●不安になったらまずは深い呼吸を

「人と親しくなってくると『また傷つくかもしれない』という不安が浮上し、心身が緊張してサバイバル・モードになります」と本書。そんな不安や怖れといった思考の癖が出たら「意識的に深い呼吸をする」。これだけで心身がほぐれるのを感じるでしょう。

●ネガティブな思いをすべて紙に書き出す

 私を好きになる人なんていない、といったネガティブな自己イメージのほとんどは「子供の頃に親にかけられた呪いであり足かせ」という一文にホッとする人もいるのでは。ただ、うまくいかないのが自分のせいではないとしても、今さら親に文句を言っても始まりませんよね。

 だったら「ネガティブな思い込みをすべて紙に書き出してみてください」。

●ポジティブに書き換える

 ネガティブを書き終えたら、ポジティブに書き換えましょう。

「世の中には、私を好きになる人だっている」「その気になれば結婚できる」等々。

 実は、本書のセオリーどおりのことを、私もやったことがあります。単純だけど効果は抜群。

 最初は照れくさくて抵抗があるかもしれませんが、頑張って書いてみる。するとあら不思議。今までの自分から脱皮した気分になりますよ。

 本書は恋愛ハウツー本ではありません。恋愛以前の人付き合いや生きづらさなどを、自分でゆっくりと改善していくために役立つでしょう。

<TEXT/森美樹

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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