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子ども用も大人用もまとめて!「取り分け離乳食」で時短のススメ

2017年11月15日 05時59分 (2017年11月19日 11時55分 更新)
毎日食事を作るのは、自分たちの分だけでも大変なもの。ましてや、赤ちゃんの離乳食も作らなければいけないとなると、献立を考えるだけでもひと苦労。「大人用と赤ちゃん用、同時に作れたらいいのに…」。一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか? 「大人用と離乳食の共通点と、コツさえ覚えればできます」そう話すのは、パパ料理研究家の滝村雅晴さん。

離乳食は4つの期に分けられる

さっそく詳しくお話を聞こうと思ったのですが、その前にまずは離乳食のキホンをおさらい。「離乳食は食事に慣れるための練習です。赤ちゃんは、『これは口に含んでいいのか』『どう食べたらいいのか』がわかりませんから。そんな離乳食は4期に分けられます」と、滝村さんは話します。

【離乳食の分類】
1)離乳初期…5~6カ月
「離乳初期は“ゴックン期”とも呼ばれ、母乳やミルク以外のものを飲み込む練習の時期です。まだ歯は生えていない時期なので、お粥など噛まずに飲み込めるものが離乳食として適しています」

2)離乳中期…7~8カ月
「離乳中期は通称“モグモグ期”。この時期もまだ歯は生えていないのですが、“ゴックン期”から少しステップアップしてきちんと咀嚼する練習をします。茹でて細かく刻んだ野菜など、舌で潰せるくらいのものがいいですね」

3)離乳後期…9~11か月
「離乳後期は“カミカミ期”。この頃から、だんだんと食べられるものが増えてきて、手を使って食べようとし始めますが、まずは食べさせてあげて噛む練習をします。少しずつ歯が生え始める時期なので、歯と歯茎を使って潰せて手で掴めるようなものがいいです」

4)離乳完了期…12~18カ月
「最後は、“パクパク期”とも呼ばれる離乳完了期。この時期は、誰かに食べさせてもらうのではなく、自分の手で口の中に食べ物を運び、自分の力で噛むという食事のキホンを覚えさせる時期です。とはいえ、箸やスプーンではなく手で掴んで食べられるものがいいと思いますよ」


ひとつの食材で大人用も離乳食も!「取り分け離乳食」って?

4つの期別にレシピを考えるとなると少々面倒ですが、滝村さんは、同じレシピでも少しずつ作り方を変えるだけで大人にも対応できると話します。今回は、「ポテトサラダ」を例に作り方を教えてもらいました。

「ポテトサラダを作る時、まずはじゃがいもを茹でてマッシュする(潰す)作業があります。そのマッシュしたじゃがいもを使えば、先ほど復習した4つの期のどの離乳食も簡単に作れます」

期別の詳しいレシピは以下の通り。


離乳初期:じゃがいものマッシュ大さじ2+お湯大さじ2

離乳中期:じゃがいものマッシュ大さじ2+茹でて刻んだブロッコリー+豆乳大さじ2

離乳後期:じゃがいものマッシュ大さじ2+茹でて刻んだブロッコリー+塩

離乳完了期:味付け前のポテトサラダ+片栗粉を混ぜて500円大にし、油をひいて両面を焼く

多くの場合、大人用の食事の下準備や味付け前の段階で、離乳食分を取り分けると◎。この最初に確認した期別の離乳食の特徴と要領さえ覚えてしまえば、ほかの野菜やレシピでも応用がききますよ。

取り分け離乳食を実践すれば、ママの負担が減るだけでなく、家族みんなが同じ食材を使った食事をすることができるので、食事の時間もより楽しくなりそうです。
(文・明日陽樹/考務店)
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