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カサカサ頭皮の4大原因は? 乾燥による頭皮トラブルの正しいケア方法

2018年2月14日 10時00分

なぜ頭皮は乾燥するのか?


季節によって、頭皮は乾燥によって様々なトラブルを引き起こします。頭皮は0.02mmの薄さの角質層に表面を覆われていますが、一定の水分量を下回ると直接刺激を受けやすくなってしまいます。乾燥した頭皮のケアは勿論ですが、まずはなにによって頭皮が刺激され乾燥してしまうのかの原因を知り、予防と対策をすることが大事です。


頭皮への刺激と乾燥の主な原因


●気候
四季がある日本では、季節によって湿度が左右されます。肌に最適な湿度は60~65%と言われていますが、秋冬になるとこの数値を下回る日が多くなります。
ニュースや天気予報で「乾燥注意報」が出始めたら、保湿対策をスタートした方が良いかもしれません。

●エアコンなど暖房器具
気温の低下に伴いエアコンなどの暖房器具を使い始めると、室内の湿度も低下してしまいます。また頭は暖房器具の風を直接受けやすく、より一層頭皮は乾燥しやすくなるのです。

暖房器具が直接当たる風下を避け、加湿器などで室内の湿度を上げるようにしましょう。厚手の衣服や湯たんぽなど、暖房器具に頼らない保温方法を試して見るのも良いでしょう。

●間違ったヘアケア
間違ったやり方でシャンプーやオイルなどのケアを続けていることも、頭皮の乾燥の原因となります。
頭皮のうるおいを保っている角質層のセラミドや、毛穴から分泌される皮脂を必要以上に洗髪で落としてしまうと、頭皮が水分を維持できなくなり乾燥を引き起こしてしまいます。シャワーの温度が熱すぎるのも、頭皮にはよくありません。

また、女性は20代を境に本来持っている保湿力が低下していくため、年齢に従って頭皮の保湿方法を変えていく必要があります。

●不規則な生活と食生活
就寝時間が短い、偏った栄養素ばかり摂取する食生活などは、頭皮に限らず多くの肌トラブルの原因にもなりかねません。
睡眠不足は肌の代謝を低下させてしまうため、きちんと睡眠をとってターンオーバーを促しましょう。

栄養面では良質なタンパク質とビタミンBを摂取すると良いと言われています。
また、血行をよくするために鉄分の摂取もオススメです。規則正しい生活リズムと、バランスの良い食生活を心がけましょう。

この他にも、ヘアカラーやパーマなどによる刺激であったり、シャワーの水質や薬の副作用なども乾燥の原因となる場合があります。

このようにひとえに頭皮の乾燥と言っても様々な原因があり、また幾つかの要因が重なっている場合もあるのです。
まずは自身の置かれている環境から原因を把握し、改善できることから対策をしていきましょう。

抜け毛の原因に?頭皮の乾燥によるフケ・かゆみ・湿疹


頭皮の乾燥が進んでしまうと、様々なトラブルが起こる可能性があります。代表的なトラブルとその対処法を見ていきましょう。

トラブルと対処法


●フケ
乾燥が原因の乾性フケは、粉のようにパラパラとしています。元々乾燥肌であったり、アトピー性皮膚炎の方がなりやすいトラブルです。

対処法としては、フケが気になるからといって頭皮を洗い過ぎないこと、乾燥肌・敏感肌専用のヘアケア用品を使うことなどがあげられます。また、シャンプー前に優しくブラッシングをして、フケや余分な皮脂や角質を取ることも効果的だと言われています。

●かゆみ
乾燥に伴うかゆみには、保湿をはじめとする丁寧なヘアケアを心がける必要があります。かゆいからといって引っ掻いてしまうなど、頭皮を傷付けることは避けましょう。
なるべく刺激の少ない、乾燥肌・敏感肌専用のヘアケア用品を使うことをおすすめします。その際は指の腹で優しく頭皮をマッサージするように洗うと血行も促され、頭皮を健康に保つのにも効果的だと言われています。また専用のオイルやローションを使用し、頭皮を保湿することも大切です。

●湿疹
頭皮の湿疹の原因としては、皮脂欠乏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触性皮膚炎などがあげられます。

皮脂欠乏性皮膚炎は一般的に、乾燥によって引き起こる湿疹だと言われています。皮膚の乾燥が進んで乾皮症と言われる状態になり、それが進行すると炎症を起こす場合があるのです。長めの入浴は乾燥を引き起こしかねないため、保湿ローションなどで頭皮をケアしましょう。

注意!乾燥以外の原因


●脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、乾燥の季節においても頭皮の湿疹の原因として多いと言われる皮膚炎です。皮脂分泌の増加や皮脂成分の異常、それによる常在菌の増殖などが原因となって引き起こされます。抗真菌剤を含んだシャンプーを使用し、頭皮を清潔に保つことが対策になると言われています。

●アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎はアレルギー体質の人がかかりやすく、乾燥とバリア機能の異常に、刺激やアレルギー反応が加わって生じる慢性的な皮膚炎です。頭皮を傷付けない程度に清潔に洗髪し、なるべく時間を空けずに保湿することを心がけましょう。

●接触性皮膚炎
接触性皮膚炎は、さらに刺激性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎の二つに分類されます。
刺激性皮膚炎はシャンプーやリンスなどが刺激となって起こる炎症であるため、低刺激の用品を使用するようにしましょう。
アレルギー性皮膚炎はシャンプーなどの成分内に含まれるアレルゲンが原因で起こる炎症です。ヘアケア用品を変えた時に異常を感じた場合は、すぐに使用を中止しましょう。

どの症状も放っておくと悪化してしまい、更には抜け毛の原因になる場合も。また、上記対処法で改善しない場合は乾燥が原因ではない可能性もあるため、なるべく自己判断をしないように心がけましょう。ひどくなる前に必ず医療機関を受診し、適切な処置と治療を受けることが大切です。

乾燥トラブルを防ぐ!頭皮に優しいシャンプーの仕方は?


頭皮のトラブルの原因の一つとして、シャンプーの間違った仕方が挙げられます。また、どのような成分を含んだシャンプーが、頭皮の乾燥に良いのでしょうか。これを機に一度洗髪を見直し、乾燥を始めとする頭皮トラブルを防ぎましょう。

乾燥にはどのような成分のシャンプーがオススメか


シャンプーは大きく、石油系、石けん系、アミノ酸系に分類されます。なかでも石油系洗浄成分配合のシャンプーは洗浄力が高く、頭皮から皮脂を取りすぎてしまうため、避けたほうがよいと言われています。

乾燥を防ぐならば、アミノ酸系のシャンプーの使用がおすすめです。アミノ酸系シャンプーの成分は、ココイルグルタミン酸、ココイルアラニン、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸などがあります。パッケージの成分表を確認して購入しましょう。

また、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど保湿成分が配合されているシャンプーを選びましょう。他にも皮脂が必要以上に失われない、良質なノンシリコンシャンプーもおすすめです。

良いシャンプーの仕方


髪を洗う前に、軽くブラッシングをしておきましょう。

1. 髪をぬるめのお湯で濡らす
2. 頭皮を軽くお湯で洗う
3. シャンプーを手に取り泡立てる
4. 指の腹を使い泡で頭皮を優しく揉むように洗う
5. ぬるめのお湯ですすぎ残しがないようにすすぐ

こんなシャンプーの仕方はNG!


●熱いお湯で洗う
→お湯が熱すぎると皮脂が必要以上に失われてしまい、乾燥の原因になりえます。

●力を入れて洗う
→フケやかゆみがあるからといって頭皮を強く洗うと、その刺激によって症状が悪化してしまう可能性があります。

●洗い残しがある
→洗い残しは乾燥だけではなく様々なトラブルの原因になる恐れがあります。

また、リンスやトリートメントは髪の毛部分にだけ散布するようにしましょう。すすぎ残しは頭皮トラブルの原因になる可能性が高く、しっかりと洗い流すようにしましょう。
そしてドライヤーの熱も乾燥の原因になりかねません。頭皮からある程度距離を離し、髪の毛を乾かすようにしましょう!

間違ったシャンプーの仕方は、頭皮トラブルを引き起こす大きな原因となります。正しい方法で洗髪をおこない、健康的な頭皮と髪を手に入れましょう!

ローション・オイルでの正しい頭皮ケアは?


頭皮を乾燥から守り健康に保つためには、適切な保湿ケアが必要です。乾燥した頭皮にうるおいをもたらすのに特に効果を期待できるのが、頭皮用のオイルやローションの使用です。
しかしシャンプー同様、間違ったケアは症状を悪化させることがあります。きちんと使用方法を守り保湿しましょう。

ローション、オイルの役割


ローションやオイルは共に、乾燥した頭皮にうるおいをもたらします。ローションは乾いた頭皮にうるおいを与え、オイルには必要なうるおいを保つ効果が期待できます。また、これらには保湿だけではなく育毛効果や菌の増殖を抑える働きをもつものもあります。頭皮は顔などの皮膚同様、デリケートな部分です。症状に適した頭皮専用の保湿用品を使い、最適なケアをしましょう。

乾燥対策にオススメのオイル・ローション成分


アルコールが含まれていない低刺激のものを選びましょう。
保湿成分としては、ヒアルロン酸やセラミドなどが配合されたものや天然由来の成分が配合されたものがオススメです。ホホバオイル、椿油、馬脂、スクワラン、アルガンオイルなど、皮脂に近い成分が含まれているものもよいと言われています。

正しいケアの仕方


商品によって使い方が異なるため、使用説明に沿って利用するようにしましょう。流れとしては、まずローションで頭皮にうるおいを浸透させ、次にオイルで保湿します。

使用のタイミングとしては、基本的には洗髪後、髪を乾かした後の清潔な頭皮に使用することが多いのではないでしょうか。地肌を傷つけない程度に、優しくマッサージしながら頭皮になじませていきましょう。

ポイントをおさえてローションやオイルを使えば、乾燥から頭皮を守ることができると言われています。しかし間違ったケアの仕方はトラブルの原因になる可能性も。使用容量に従い正しく利用するようにしましょう。

かさぶたができてしまうほど乾燥した頭皮へのケアと薬


基本的には乾燥や皮脂の詰まりによってかゆみが生じ、それを引っ掻いてしまうことでかさぶたが生じます。乾燥を始めとする頭皮トラブルが悪化し、血が出る、かさぶたができるなどの症状が出た場合、どのような処置をすればいいのでしょうか。

かさぶたの種類と基本的な対処法


頭皮にできるかさぶたには幾つかの種類がありますが、それぞれ対処の仕方が異なります。

赤いかさぶたは、引っ掻き傷などが原因で血液が固まってできたかさぶたです。傷口を必要以上に構わず、清潔に保つようにしましょう。

黄色のかさぶたは、傷からでたリンパ液が固まってできたかさぶたです。傷口を中心にリンパ液が元となって雑菌が繁殖しやすい状況になってるため、頭皮を清潔に保ち、適度に風通しをして悪化させないようにしましょう。

白いかさぶたは、炎症がおきた頭皮にフケや皮脂が毛穴に詰まったことによってできるかさぶたです。こちらのかさぶたがある場合も雑菌が繁殖しやすいので、まず頭皮の炎症を鎮め清潔にするようにしましょう。

またどのかさぶたにしても、かさぶたを剥いだり傷を引っ掻いたり、頭皮を必要以上にかまうことは止めましょう。また、かゆみがあるからといって、強めにシャンプーをしないように注意することも大事ですよ。

乾燥が原因の症状に効果的な市販薬


ここでは乾燥が原因の皮脂欠乏性湿疹に効果的だと言われる市販薬を紹介します。

●ステロイド剤…メンソレータムメディクイックH​ など
炎症を抑え、かゆみの改善に効果を期待できます。

●ワセリン保湿…白色ワセリン など
頭皮を保湿し、乾燥から守ることに効果を期待できます。

使用できる薬品は原因の症状ごとに異なるため注意しましょう。

もしも自分で市販の薬を使用する場合


なるべくひどくならないうちに皮膚科を受診することをおすすめしますが、自分で市販の薬を使用する場合はきちんと使用容量を守りましょう。症状によって使用する薬が異なるため、自己判断はなるべくせずに、薬剤師の方などに相談しましょう。

自己判断で上記のようなケアしても良くならない場合は、早めに皮膚科の医師の指示を仰ぐようにしてください。

乾燥からくる頭皮トラブルには正しく対処を!


頭皮の乾燥には色々な原因があり、幾つかの要因が重なり重篤化してしまう可能性があります。自身の乾燥の原因を把握し、乾燥対策をすることが大切になってきます。乾燥していると思ったらローションやオイルをポイントをおさえて使用し、頭皮を保湿するように心がけましょう。

また、かゆみやフケ、湿疹などの症状が出た場合には放っておかず、悪化しないうちに医療機関を受診し、適切な処置と治療を受けるようしてください。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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