5

余命わずかの男性の遺志を尊重 最期のタバコとワインを許可した病院(デンマーク)

2017年4月19日 05時30分 (2017年4月23日 20時10分 更新)

男性に喫煙と飲酒を病院が特別許可(出典:https://www.facebook.com/aarhusuniversitetshospital)

[拡大写真]

自分の命が燃え尽きようとしている瞬間、あなたは何を思うだろうか。このほど、デンマークのある病院が余命わずかの患者の「タバコを吸ってワインを飲みたい」という遺志を尊重し、院内規則を破って行動に移したことが英『The Gardian』や米『ABC News』で伝えられた。

デンマークにあるオーフス大学病院でのこと。75歳のカーステン・フレミング=ハンセンさんは大動脈瘤で内出血を起こしており手術をするには重篤すぎたため、余命数日もしくは数時間という宣告を受けた。そこでハンセンさんは、担当の看護師であるリッケ・クヴィストさんに「タバコを吸ってワインを飲みたい」という最期の願いを伝えた。

病院側は、治療を施すよりもその願いを叶えてあげた方が患者にとっても幸せであろうと、死にゆくハンセンさんの遺志を尊重し今回、特別に院内規則を曲げることにした。ハンセンさんが入院していた病棟はバルコニーに通じていたため、病院のスタッフはベッドごとハンセンさんを移動させた。

看護師リッケさんと家族に見守られ、美しい夕日を眺めながらハンセンさんは最後の一服とよく冷えた白ワインを堪能した。その時の様子が4月7日、病院のFacebookに投稿されるとシェアは5,000超えとなり75,000以上の「いいね!」が寄せられた。

リッケさんは「ハンセンさんの家族は、余命わずかという事実を知っていたのでもちろん悲しんでいましたが、そばで最期のひとときを過ごしているハンセンさんを見守り、その場にはとてもリラックスした温かい雰囲気が漂っていました」と地元紙のインタビューで話している。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 5

  • 匿名さん 通報

    タバコやワインはどうでもいいけど、夕暮れを見ながら家族にお別れを言えたのはうらやましいな。

    6
  • 匿名さん 通報

    美談意識な感傷とは関係なく、死んでいく人間の願いや主張は公序良俗の範囲内で、極力、聞き入れてあげれる寛容な社会になればイイな

    5
  • 匿名 通報

    父が90歳を過ぎてから我々家族はうるさいことを一切言わず、毎日好きなだけ酒を飲んでもらった。どうなったかって?97歳まで生きて老衰で眠るように亡くなったよ。

    4
  • 日本の終末医療は変だ 通報

    居心地悪い病院で、治りもしないのに管につながれて家族がそばにいない間に亡くなる人が多すぎるよな。

    3
  • 匿名さん 通報

    目にウロコ⁉︎な記事でもなく、終末期の医療あるある風景を述べた記事。合掌。

    1
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!