購入した商品に欠陥があった場合、ほとんどの店は返金に応じたり新品と交換してくれるものだ。しかし会員制倉庫型店のコストコでは、欠陥以外の理由でも代金を100%返金する保証がなされている。このほどアメリカでクリスマスの10日後にコストコへ行き、枯れ果てたツリーを返品しに来た女性が物議を醸している。英メディア『The Sun』などが伝えた。
米カリフォルニア州のサンタクララにあるコストコを訪れたスコット・ベントレイさん(Scott Bentley)は、目の前で起きた出来事を写真付きでFacebookに投稿した。すると瞬く間に拡散し、いくつかのメディアに取り上げられた。
投稿された写真には、個人を特定できないように顔の部分に画像処理が施された女性客の姿があった。彼女はコストコの返品カウンターに大きなクリスマス用のツリーを持ち込み、返金対応を求めていたのだ。スコットさんの投稿によると、クリスマスの25日をゆうに超えた今月4日の出来事である。
そのツリーは、見るからにボロボロで枯れているように見えたという。そしてコストコ側からは全額返金されて女性客は立ち去ったそうだ。スコットさんはFacebookにこう綴っている。
「昨日のコストコでの出来事ですが、作り話ではありません。コストコもこんなことに対応するなんてどうかしていますが、この客も客です。なんてみっともない…。ですがこんなことが広まって噂になれば、結局は皆が困ることになるでしょう。…
コストコの会員になった時点で、会員権を無条件に取り消されても文句言わないことに同意させられています。何度も同じ手は使えませんからご安心を。
こういう無節操な客が極わずかであることをコストコは祈ってるだろう。とはいえ、金に困ってる人はツリーを買わないと思うが・・・