このほどスカーレット・ヨハンソンが「女性たちの行進」に参加してスピーチを披露。その中で複数の女性にセクシャルハラスメントをしたとされる俳優ジェームズ・フランコに言及し、以下のように述べた。
「力のない人々を食いものにしていながら、性的暴行の被害者をサポートする団体を公の場で支持するなんて、どうして出来るのかしら。」
「私のピンを、返して欲しいわ。」
これについてスカーレットの代理人は「ゴールデングローブ賞授賞式に“Time’s Up”のピンをつけて出席したフランコに関しての発言です」と後に断言したが、スカーレット本人は過去にウディ・アレン監督の作品にたにたび出演。同監督の養女による「幼い頃にアレンから性的虐待行為を受けた」との主張が大々的に報じられた数年前には、監督をこのように擁護していたのだ。
「起訴されたり有罪判決が下ったってわけでもないのよ。そうであれば『サポートなんてしない』と言えるのでしょうけれど、今は当て推量でしかない話だわ。」
それを知る人々がスカーレットを「偽善者」と痛烈に批判しており、インターネット上には以下のような意見が溢れかえった。
「フランコを批判しているのに、アレン監督の作品には何本出た? 全てはキャリアとお金のため。この“Time’s Up”って活動もすぐに終わっちゃうでしょうね。」
「彼女の偽善には我慢できない。」
「お金があるってだけで価値はゼロ。スカーレットはそういう偽善者だと思う。」
ちなみにフランコの弟で俳優のデイヴ・フランコは女優アリソン・ブリーと結婚しているが、アリソンは義兄のスキャンダルに絡め「被害を受けたと思う女性は名乗り出る権利があると思います」「でも報じられていることが全て正しいわけではありません。今は情報が集まるのを待っている段階です」とメディアにコメントし、「如才ない対応をした」と好意的に報じられている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)