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カンヌ国際映画祭、「82」という数字が表す映画界の男女格差とは

2018年5月17日 01時00分



カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに、女優ケイト・ブランシェット率いる82人の女性が集結。この82という数字が示す、映画界の男女格差に迫る。



 今年で第71回となる歴史あるカンヌ国際映画祭は、いつもと違う空気が流れていた。それは、これまでにもアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などのアワードでも行われていた、女性の権利を訴える運動の流れが加わったこと。



 もともとカンヌ映画祭は、女性監督の作品がコンペティションにノミネートされたり、受賞したりする機会が他のアワードに比べてかなり少なく、女性に対して差別的なのではとの声がここ数年挙がっていた。



82人の女性が立ち上がる



 そんななか、フランスの女性監督エヴァ・ユッソンが手掛けた映画『ガールズ・オブ・ザ・サン(原題)』の公式プレミア前のレッドカーペットの階段に、82人の映画界で活躍する女性たちが集結した。







 そこには、今回の映画祭で審査員長を務めている女優ケイト・ブランシェットのほか、クリステン・スチュワート、レア・セドゥ、マリオン・コティヤールなどの姿が見られた。ここに集まった女性の数である「82」には、映画界にはびこる男女格差を訴える声が込められていた。





82が表す意味とは?



 実は82という数字は、1946年に映画祭が始まってから、コンペティション部門に選ばれてレッドカーペットの階段を上った女性監督の合計数。それに反して、同じ71年間で階段を上った男性監督は1,688人だという。

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