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ファストファッションの巨人、ZARA創業者のアマンシオ・オルテガがアパレル事業からの引退を決意

2017年12月16日 08時44分

Gpccurro via Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

 アパレル業界の王者で、ファストファッション(Fast Fashon)の神髄を誰よりも素早く披露して成長させたZARA(ザラ)の創業者Amancio Ortega(アマンシオ・オルテガ、81歳)が、遂に彼が築き挙げたZARAなどを含む親会社Inditex(インディテックス)の経営から完全に引退することを決めた。インディテックスに関連して彼が経営に関与していた53の企業についても同様の決定をしたと、12月13日付のスペイン各紙が報じた。

 1975年にスペインの北西地方に位置するガリシア州のコルーニャ市で当時流行していたガウンなどを生産して販売するために1店舗から始めたオルテガのアパレル事業活動への従事はここで終止符が打たれることになる。

◆スペイン人にとって「松下幸之助」のような存在

 スペイン人たちにとって、アマンシオ・オルテガは畏敬の対象である。一代でスペインの一地方から世界企業に育て挙げたオルテガの才覚もさることながら、オルテガの常に控えめなところも、その尊敬を集める理由だ。80年代から急成長していたZARAではあったが、その創業者の名前は知られていても、スペイン人が彼の姿を見るようになったのは90年代末からである。それも報道メディアによるスポット写真からであった。

 一般的に、企業が有名になると、マスコミがそれを取り上げて、その経営者も自社の宣伝を兼ねてマスコミの取材に応じるものだ。

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