<ウクライナ>ジョージアの前大統領を強制追放 不法滞在で

2018年2月13日 17時51分 (2018年2月13日 18時33分 更新)
 【モスクワ杉尾直哉】ウクライナの治安当局は12日、首都キエフで、「不法滞在」を理由にジョージア(グルジア)のサーカシビリ前大統領を拘束し、ポーランドに強制追放した。サーカシビリ氏は今年1月、ジョージアの裁判所で職権乱用罪などで懲役4年の実刑判決を言い渡されており、ジョージアはポーランドに身柄引き渡しを求めるとみられる。

 サーカシビリ氏はウクライナ国籍を取得したが、今夏に取り消された。しかし、9月に外遊先のポーランドからウクライナへ入国を強行。国籍取り消しの無効を訴えていた。キエフの裁判所は今月5日、国籍取り消しの有効性を認める決定を出し、サーカシビリ氏はウクライナに滞在できる根拠を失っていた。

 「反ロシア・親欧米派」として知られるサーカシビリ氏は、2015年にウクライナのポロシェンコ大統領に国籍を授与され、南部オデッサ州知事に就任。だが、16年に辞任し、ポロシェンコ政権を糾弾していた。