マウスピース矯正は安い?費用の相場を矯正の種類別に比較!

歯科矯正

これまで歯科矯正というと目立つ、痛そうというイメージが強くなかなか踏み切れないという人も少なくありませんでした。最近では目立ちにくいマウスピースを使った矯正が人気を集めています。

大人になってから金銭的にも時間の余裕が出てきたという人も始めている、マウスピース矯正。実際にはいくらくらい値段がかかるのかも気になるところです。

この記事では、マウスピース矯正にかかる値段や相場を矯正の種類別に比較します。マウスピース矯正に興味がある人や、ざっくりと費用についてや矯正方法に関して知りたい人の参考になれればと思います。

マウスピース矯正の特徴

まずはじめに、マウスピース矯正の特徴を見ていきましょう。マウスピース矯正は目立ちづらく痛みを抑えられることから、芸能人やタレントでも実施されている人は多いです。メリットだけでなくデメリットも合わせてご紹介します。

マウスピース矯正のメリット 

マウスピース矯正のメリットからです。マウスピース矯正のメリットはおもに以下の点が挙げられます。

  • 目立ちにくい…透明なマウスピースを使って歯の移動を生じさせるため、矯正中であることがわかりにくいです。
  • 自分で着脱可能…マウスピース矯正は自分で取り外すことが可能です。ブラッシング時や結婚式、どうしても仕事の都合上外さざるを得ない時などに便利です。
  • 清掃性が高い…装置を自分で外せるため、これまで通りのブラッシングが可能です。
  • 虫歯や歯周病のリスクが下げられる…清掃性の問題とも関係しますが、装置が取り外して常に歯もマウスピースも清潔に保つことができるため、矯正中に発生しがちな虫歯や歯周病などにかかるリスクが下げられます。
  • 痛みを抑えられる…マウスピース矯正は、歯の形を少しずつ一定の期間ごとにマウスピースを付け替えます口腔内の違和感や痛みを抑えられると言われています。

マウスピース矯正のデメリット

良いことばかりに聞こえるマウスピース矯正ですが、デメリットも存在します。おもに次のようなことがマウスピース矯正のデメリットです。

  • 適応できる症例が限られている…重度の叢生や顎の変形など歯並びのみで解消できない症例に関しては、マウスピース矯正は不向きです。このような外科的な処置やワイヤー矯正でないと不向きな症例の方にマウスピース矯正はおすすめできません。
  • 装着時間を守らないと効果が得られないこともある…マウスピース矯正は自分で着脱可能な点がメリットとして挙げましたが、一方で決められた装着時間を守らなければ期待通りの効果は得られません。食事の際に取り外しそのまま付け忘れてしまったり、歯磨き後につけずに寝てしまうことなどが続くと、治療効果が得られないばかりか、治療期間が長引くことにつながります。

マウスピース矯正が流行ってきているってホント?

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マスク生活になり、はや2年が経とうとしています。これまで通勤が当たり前だった人も在宅勤務になるなど生活様式に変化が現れました。仕事上、人と直接会うことがあるためになかなか歯科矯正に踏み切れなかったという人も、このコロナ禍で矯正を始めるという人も少なくありません。

実際に歯科医師295名に聞いたアンケートをもとに、マウスピース矯正の実態や歯科選びのポイントをご説明します。

調査概要

「歯科医295人に聞く、良い歯の条件」に関する調査
調査期間:2021年12月17日(月) 〜 2021年12月24日(月)
調査対象:歯科医師 295人
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

マスク生活でマウスピース矯正は流行ってきている?

マスクの着用が当たり前となった昨今。季節によっては息苦しさを感じる一方で、歯科矯正を始めたい人には追い風となっています。

透明なマウスピースを使う矯正方法なので、もともと目立ちにくかったマウスピース矯正ですが、それでも対面や近い距離でのコミュニケーションでは気づかれてしまうことも。

しかし、マスク着用生活が普及し矯正中であることがバレずに日常生活を送ることが可能になりました。この機会にこれまで気になっていた歯並びを改善しようという人は増えているといいます。

マウスピース矯正の実態は?

気になるマウスピース矯正ですが、いざ検討してみると実態はどうなのかという点も気になってくることと思います。歯科医師295名にアンケートを行い、マウスピース矯正の実態について聞いてみました。マウスピース矯正を検討する上で気になる質問に対し、驚きの結果が出ましたので、ご紹介します。

Q.矯正治療経験が豊富でない医師が担当し、ネガティブなケースが発生している?

A.YESと回答した歯科医師90%:ネガティブなケースが発生している

矯正について詳しくは知らない患者サイドからすると衝撃的な結果かもしれません。歯科矯正というと、歯科医師なら誰でもどこでも可能というイメージがあるかもしれませんが、実際に矯正経験が少ない医師が担当し、トラブルになってしまったというケースもあるようです。

矯正は歯科医師の資格さえあれば誰でも診断・施術自体は可能です。しかし、矯正に関する専門的な知識や経験が少ない歯科医師が担当すると、無理な治療計画であったり、自身の症状に合わない矯正方法や内容などを提示されてしまう可能性があります。

すると、期待していた治療効果が得られない、治療に対するモチベーションが下がり途中でやめてしまうなど悲しい結果になることさえ考えられます。

マウスピース矯正を選ぶ上で、大切なポイントは?

では、これからマウスピース矯正を選ぶ上でどのような点に気をつければ良いのでしょうか。こちらも歯科医師295名へのアンケート結果から次のような回答が得られました。

Q.マウスピース矯正を選ぶ上で、大切なポイントは?

A.経験豊富な歯科医師が担当すること(78%の歯科医師が回答)

先にも挙げたトラブルのように、矯正経験が少ない、専門的な知識が不足している歯科医師が担当することで患者にとってネガティブな結果につながることがあります。そうならないためにも、矯正に関する知識を専門的に学び、経験した症例数が豊富な歯科医師選びが重要です。

矯正を専門にしていたり、症例が豊富かどうかは次のようなポイントを参考にしてみてください。

歯科医師選びの重要なポイント
  • 歯科医師のプロフィールに、矯正治療に関する専門的な学会や協会に所属している、または資格等実績を記載している
  • 相談時やクリニックのホームページなどに症例が豊富に提示されている
  • 矯正専門のクリニックである

マウスピース矯正ができるクリニックの選び方

実際の歯科医師295名へのアンケート内容からは、安易に矯正を始めてしまうとネガティブな結果につながる可能性があることがわかりました。また、後悔しない治療にするために重要なことは、経験豊富な歯科医師選びが大切であることも回答として得られました。

マウスピース矯正は初回診断を含め数ヶ月に1回程度の通院や初回のみでほとんど通院せずに治療が行えるクリニックも少なくありません。

クリニックとしても気軽に取り入れているところもあり、今では多くの歯科医院で取り扱いがあります。

患者サイドからすると、どれも同じマウスピース矯正であり、歯科医師免許があれば技術や内容にそんなに違いがあるとは思えないかもしれません。しかし、先ほどご紹介したアンケート結果からも、マウスピース矯正による患者サイドと治療側のミスマッチともいえるケースは少なくないことがわかります。

せっかく始める歯科矯正を残念な結果にしないためにも、大切なことは、どのクリニックを選ぶかです。自分の歯並びに関する悩みを共有し、治療ゴールの設定から治療内容への合意、そして治療中のモチベーションキープや治療後の保定やメンテナンスに至るまで、矯正は決して短くないクリニックとの付き合いが発生します。信頼できるクリニック選びをするために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 矯正専門としている…クリニック自体が歯科矯正を専門に行っていたり、矯正専門医が在籍し、治療にあたってくれるクリニックは信頼が寄せられます。
  • 矯正の症例数が豊富…矯正を専門的に学んでいる医師が在籍、治療に従事してくれるだけでなく、これまでに手がけてきた症例数が豊富な歯科医師がおすすめです。もしトラブルが発生したり、思うような治療効果が得られなくても、都度アドバイスや治療内容の変更等柔軟に対応してもらうことができます。
  • コミュニケーションが円滑に行える…患者と医師というとどこか距離を感じてしまう人も少なくないと思います。しかし、歯科矯正は歯を移動させ人の印象さえ変える医療行為です。その後の人生や健康にさえ影響がありますので、遠慮することなく治療に対する不安や悩みを相談できる歯科医師やスタッフが在籍しているクリニックだと安心です。
  • 治療計画に無理がない…症状をよく見ずに治療計画を策定し実施しようとしたり、不安に対して十分な説明や納得のいく診断でないクリニックはあまりおすすめできません。

マウスピース矯正の費用の相場と、他の歯科矯正の比較は?前歯だけの矯正は安くできる?

マウスピース矯正のメリットやデメリットのほか、歯科選びのポイントがわかったところで気になる費用面についてご紹介していきたいと思います。

マウスピース矯正以外の矯正方法でも主訴として多い前歯の矯正に関してもいくらくらいの費用が発生するのかとともに、ほかの矯正方法との違いや費用面を見ていきます。

マウスピース矯正の部分矯正と全体矯正の費用と期間

まず、マウスピース矯正には二つ種類があります。一つは前歯だけなど気になる箇所のみを矯正する部分矯正です。そして二つめが歯並び全体を矯正する全体矯正です。

期間も費用もそれぞれ異なりますので、詳しく見ていきましょう。

部分矯正全体矯正
目安の治療費用約30〜60万円約80〜90万円
目安の治療期間約5ヶ月〜1年半約2年〜2年半

部分矯正

まずはマウスピースを使って行う部分矯正です。前歯における出っ歯やすきっ歯、八重歯など気になる部分はあるけれど、その他の歯並びも噛み合わせも問題ないというようなケースに最適な部分矯正。こちらは全体的に施す矯正よりも費用も期間も少なくて済みます。

マウスピースの部分矯正にかかる治療期間は約5ヶ月〜1年半です。軽い症状ですと半年未満で完了することもできます。

また、治療にかかる費用相場は約30〜60万円です。こちらも後々ご紹介する全額矯正と比べるとリーズナブルと言えます。

全体矯正

続いて口腔内全体の歯並びを治す際に行われる全額矯正についてです。こちらは歯の移動が全体に生じるため、部分矯正よりも期間も費用もかかります。

マウスピースの全体矯正にかかる治療期間は約2年〜2年半ほどです。歯全体に動きが生じることや、マウスピース矯正は微力を歯にかけ続けることで移動を生じさせることから、全体となるとある程度の期間が必要となります。

また、マウスピース全体矯正にかかる費用相場は約80〜90万円です。治療範囲が全体に及ぶため費用も伴って高くなります。

ワイヤー矯正(表側)の説明とメリット・デメリット、部分矯正と全体矯正の費用と期間

続いて、マウスピース矯正以外の矯正方法に関してご紹介します。まずは、歯科矯正というとイメージしやすいワイヤーとブラケットという矯正装置を使った方法です。

ワイヤー矯正も歯の表面に装置をつけて行う表面矯正と、歯の裏側に装置をつけて行う裏側矯正があります。まずは表面矯正のメリットとデメリットを見ていきましょう。

ワイヤー矯正(表面)のメリット

  • 適応範囲が広い…マウスピース矯正よりも適応可能な症例が幅広いです。難症例であってもワイヤーのほかにスクリューアンカーや外科的な処置も時には併用しつつさまざまな症例に対応可能です。
  • つけ忘れや置き忘れのリスクが少ない…常に矯正装置をつけたままとなるため、マウスピース矯正のようにブラッシング時や食事の際に外したままつけ忘れるということがありません。また、常につけたままの状態が継続できるため歯の移動もマウスピースよりも生じやすいといえます。

ワイヤー矯正(表面)のデメリット

  • 目立つ…歯の表面に装置をつけるため、どうしても目立ってしまいます。また、出っ歯でお悩みの人にとっては装置があることで余計口元が盛り上がってしまい、目立ちやすいことがデメリットです。
  • 痛みや違和感を感じる…ワイヤー矯正は数週間〜1ヶ月に1回程度の頻度でワイヤーの調整が必要です。ワイヤーを調整した後数日は痛みや違和感を感じる人が多く、食事やブラッシングが苦痛になることもあります。
  • 清掃性が困難になることも…常時装置をつけたままの状態で歯磨きも行うため、装置周辺が磨きづらかったり、磨き残しが起こる可能性があります。
  • 虫歯や歯周病リスクが高まる…装置による歯磨きのしづらさから虫歯や歯周病に罹患するリスクが高まります。ワイヤー矯正の場合、ブラッシングはこれまで以上の注意が必要となります。

ワイヤー矯正(表面)の費用と治療期間

部分矯正全体矯正
目安の治療費用約10〜30万円約60〜90万円
目安の治療期間約3〜7ヶ月2〜3年

ワイヤー矯正にかかる費用と治療期間を、部分矯正と全体矯正それぞれ見ていきたいと思います。まずは部分矯正です。費用相場は約10〜30万円ほどかかります。こちらはマウスピース矯正と比較してもさほど変わらないか若干リーズナブルと言えます。

そして、治療期間は約3〜7ヶ月です。

次に、全体矯正の費用相場です。こちらは約60〜90万円かかります。治療期間は2〜3年ほどかかるといわれています。

ワイヤー矯正(裏側)の説明とメリット・デメリット、部分矯正と全体矯正の費用と期間

続いて、歯の裏側に付けるワイヤー矯正のメリットやデメリットをご紹介します。

ワイヤー矯正(裏面)のメリット

  • 目立ちにくい…歯の表面だとどうしても会話時や笑顔になった際に装置が目立ってしまいますが、歯の裏側に装置をつけるため目立ちにくいです。
  • 適応範囲が広い…歯の表面同様、常に矯正装置をつけたままの状態が保てるので、歯の移動も起きやすく、適応可能な範囲も広いです。

ワイヤー矯正(裏面)のデメリット

  • 痛みや違和感を感じる…表面の矯正同様、ワイヤーの調整が必要となります。その際に痛みや違和感を感じることが少なくありません。
  • 費用が高い…表面と比べて高い技術を必要とするため、比較的費用が高額になります。
  • 磨きづらい…歯の表面同様装置周辺に食べカスや歯垢がたまりやすく、ブラッシングには注意が必要です。
  • 虫歯や歯周病にかかるリスクがある…こちらも清掃性との兼ね合いで、磨き残しがあると虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。

ワイヤー矯正(裏面)の費用と治療期間

部分矯正全体矯正
目安の治療費用約16〜55万円約100~200万円
目安の治療期間約3〜7ヶ月2~3年

次に、歯の裏側につけるワイヤー矯正の費用と治療期間を見ていきましょう。歯の裏側は表面同様、部分矯正と全体矯正ともに可能です。まずは部分矯正の費用ですが、約16〜55万円かかるといわれています。そして治療に要する期間は約3〜7ヶ月です。

続いて全体矯正の場合です。費用としては約100~200万円と高い傾向にあります。そして治療期間は患者さんそれぞれの症状の程度にもよりますが、約2〜3年と期間も比較的長くかかるといえます。

マウスピース矯正の流れとかかる費用は?

それぞれの矯正方法の特徴や費用、治療期間についてご理解いただけたかと思います。次にマウスピース矯正の流れと治療ステップごとにかかる費用についてご説明します。

矯正は大きくわけて3ステップの流れで行われます。それぞれの治療段階でどのような処置が行われ、いくらくらい費用が発生するのか見ていきましょう。

流れ費用
相談料無料〜約5,000円
精密検査無料〜約6万円
治療費用行う治療により異なる
保定装置 無料〜約6万円

矯正開始前

矯正はすぐに始められるわけではなく、事前に患者さんの症状をじっくり診察し、今後の治療方針や患者さんが目指すゴールについて話し合います。初回診断でもし虫歯や歯周病などが見つかれば矯正開始よりも先に、トラブルを抱えている箇所の治療を行う必要があります。

また、患者さん自身がマウスピース矯正や部分矯正を希望していても、初回診断の結果適応できないケースもあります。そうした場合、異なる方法で矯正を始めたり処置を行った後でマウスピース矯正に切り替えるという方法もあります。

また、なるべく短期間で矯正を終えたいと思っていても、実際に希望通りに歯の移動が起きるとは限りません。多角的に判断して治療計画をつくり、合意のうえで矯正スタートとなります。また、期間や治療内容に加えて費用面のシミュレーションも行われます。見積もりから大幅に費用が上がってしまったということがないよう、初めのコンサルティング時に確認しておくことをおすすめします

初回診断では、歯の状態だけでなく歯肉の状態や生活習慣、エックス線を使った歯の中の状態などが入念にチェックされます。初回診断にかかる費用はクリニックによりさまざまです。初回の相談料が無料のところもあれば、5,000円程度かかるところもあります

また、初診ではエックス線などの撮影が発生することもあり、無料のクリニックから6万円程度かかるところもあります。

矯正治療中

口腔内のトラブルも解決したらいよいよ歯科矯正の開始です。歯に直接矯正装置をつけないマウスピース矯正では、最初に歯型の採取が行われます。歯型は人それぞれ違いますので、自分に合うマウスピースを製作し、つけかえていきます。マウスピースの製作には約10日〜1ヶ月かかります

歯科矯正中は実際にマウスピースを装着して歯の移動を起こしていきます。治療期間中はマウスピースの交換や歯の移動状況、そして口腔内の健康チェックなどが必要となります。

クリニックによっては直接来院が必要なところもあれば、郵送でマウスピースが送られてくるシステムのところもあります。

治療期間中に発生する費用は、マウスピース代や診断、治療費として約10~100万円かかるといわれています。また矯正途中に歯のトラブルが生じるなどがあれば、別途治療費がかかります。

矯正治療後

歯の移動が起き、理想の歯並びになったら矯正完了です。しかし、矯正直後の歯は後戻りがしやすく、保定期間が必要です。これは、せっかく動いた歯が元の位置に戻らないようにするため、リテーナーというマウスピースを装着します。また歯の状態チェックや口腔内の状態チェックなども合わせて行われることが多いです。

保定にかかる費用としてはリテーナー代金として、約0~6万円かかります。矯正装置代にリテーナーが含まれているところもあるため無料と記載しました。保定期間が終了しても、歯の後戻りの可能性はゼロではありません。治療が終了しても半年や1年に1回など定期的に診てもらう必要があります。

マウスピース矯正の種類と費用を徹底比較

マウスピース矯正の流れや費用、かかる期間などがわかったところで、現存のマウスピース矯正の種類や費用を見ていきたいと思います。

一言でマウスピース矯正といっても、海外のメーカーのものから日本発のもの、そして格安マウスピースなどさまざまな選択肢があります。ご自身の治療へのモチベーションや予算、通院頻度、クリニックとのコミュニケーション内容など希望の条件に合う矯正方法探しの参考にしてみてください。

特徴目安の治療費用
インビザライン適応範囲が広い
症例数が豊富
約80~110万円
クリアコレクト全体矯正が可能
通院回数が少なくて済む
約15~55万円
アソアライナー適応範囲は上下の12本約20~70万円
キレイライン矯正適応可能な範囲は前歯上下12本約21~38万円
Oh my teeth通院に関しても最低1回
LINEを使って24時間ドクターに相談可能
ベーシックプラン:33万円
プロプラン:66万円
hanaravi矯正矯正治療を専門的に学んだ医師が担当
オンライン診断
ベーシックプラン:33万円 
ミディアムプラン:49.5万円 
プロプラン:66万円
エミニナル矯正(EMININAL)矯正治療を専門に学んだ医師が担当
オンライン診断
24時間LINEサポート
軽度〜中程度:約13~47万円

インビザライン

世界で初めてマウスピースを使った矯正方法として誕生したのがインビザラインです。1998年にアメリカで誕生したインビザラインは、これまで矯正というと目立つ、痛いなど懸念されがちだった点を軽減してくれる画期的な矯正方法として注目を集めました。

今でも、世界中の歯科医院で採用されているマウスピース矯正のため、症例数も豊富な点がメリットとして挙げられます。一方で、マウスピースが海外で製作されるため完成までに時間がかかる点がデメリットとして挙げられます。

インビザラインの特徴は、適応範囲が広いことです。マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて、カバーできる症例が限られてはいます。しかし、全額的な矯正を含めてインビザラインでは適応可能なため、マウスピースでは矯正が難しそうな患者さんでも対応が可能なケースがあります。

インビザライン矯正にかかる費用は、約80~110万円とワイヤー矯正と大きく変わらない金額です。

クリアコレクト

クリアコレクトは、インプラントのシェアで第1位を誇るアメリカのストローマン社が開発したマウスピース型矯正です。2006年に誕生し、インビザライン同様全額を含む全体矯正が可能な方法の一つです。

クリアコレクトの特徴は、通院回数が少なくて済むことや、定額制を導入するなど続けやすさが挙げられます。クリアコレクトにかかる費用は約15~55万円とインビザラインよりもリーズナブルです。費用面や通院がネックだった人にはおすすめできる矯正方法です。

アソアライナー

アソアライナーは1998年に韓国で誕生したマウスピース型の矯正装置です。歴史も深くお隣の国で製作が行われることから、製作期間が短いことが特徴として挙げられます。また、マウスピースを製作するのは、マウスピース製作に特化した技巧所のためクオリティー面に信頼が寄せられます。一方、適応可能な範囲が上下の12本と全額矯正には不向きな点も注意が必要です。

アソアライナーの費用は、約20~70万円です。

キレイライン矯正

続いてご紹介するのが、日本発の矯正ブランドであるキレイライン矯正です。2017年の誕生以来これまで価格面や支払い方法でネックだった人にとっても始めやすい価格帯や支払いシステムで注目を集めています。

キレイライン矯正の特徴として、初回2万円から始められ2回目以降は5万円などリーズナブルな点が挙げられます。一方で適応可能な範囲が前歯上下12本と限りがあるため、全体的な噛み合わせや奥歯を含む矯正を望んでいる人には不向きといえます。

キレイライン矯正にかかる費用は、約21~38万円とお手頃な価格です。導入しているクリニックごとにデンタルローンが使えたり、クレジットカードでの分割払い定額制などが選べるところもあります。

Oh my teeth

Oh my teethは、2019年に誕生した日本発の矯正ブランドです。こちらもローコストで矯正ができる点や通院回数が少ないことなどを特徴としています。また、マウスピースの製作を3Dプリンターを使って行うなど、最新技術とともに手に取りやすい価格を実現したとされています。通院に関しても最低1回で済み、その後はチャットアプリLINEを使って24時間ドクターに相談が可能です。

Oh my teethは2つの料金体系のみです。1つはベーシックプランで一律33万円です。こちらは上下前歯の部分矯正に適しています。そして2つめはプロプランです。こちらは一律66万円で、奥歯を含む全体矯正に適しています。

hanaravi矯正

hanaravi矯正は、2020年に医療テック事業を展開するスタートアップ企業の株式会社DRIPSが開始した矯正です。手に取りやすい価格や、スマホ一つで申し込みが可能な点などが若者を中心に注目を集めているようです。

hanaravi矯正の特徴として、クリニックへの来院が初回診断のみでも可能な点や、オンライン診断を取り入れているなど安心の通院体系が用意されている点が挙げられます。直接診断がないことに不安を感じられるかもしれませんが、担当する歯科医師は矯正治療を専門的に学んだ医師が行います。また、マウスピースの製作はOh my teeth同様、3Dプリンターを使って行われます。

hanaravi矯正にかかる費用には、3つの料金体系があります。1つめがベーシックプランで軽度な歪みやガタつきがあるケースに最適です。価格は月々1.65万円の24回払いか33万円の一括払いが選べます。そして2つめがミディアムプランです。こちらは軽〜中度な歪みやガタつきがあるケースに適しています。

費用は、月々3.3万円の17回払いか49.5万円の一括払いが選べます。3つめがプロプランです。こちらは、中度以上の歪みやガタつきがある症状に適しています。費用は、月々3.3万円の24回払いか66万円の一括払いが選べます。

エミニナル矯正(EMININAL)

続いてご紹介するエミニナル矯正も日本で誕生したマウスピース型歯科矯正の一つです。こちらは2021年にエキサイト株式会社が提供を開始した比較的新しい矯正方法です。

エミニナル矯正は、担当する歯科医師が矯正治療を専門的に学び、1,700症例の医師も在籍しています。先ほども歯科医師のアンケートやクリニック選びのポイントでも触れたとおり、マウスピース矯正にネガティブなことが生じる原因の一つとして経験不足の歯科医師による治療があります。こうした悲しい結果にならないためにも、エミニナル矯正は、矯正治療を専門とした矯正ドクターが診断、治療にあたります

また、クオリティー面だけでなく費用の面も月2万円から始められ、月々3,600円〜の定額プランがあるなど安心の料金体系も特徴的です。通院回数も少ないため忙しい学生や社会人にも始めやすい治療といえます。

歯科矯正でネガティブな結果となる原因の一つに、思うように歯の移動が生じずにどんどん当初の予算を上ぶれてしまったということが挙げられます。しかし、エミニナル矯正は明瞭な料金体系や金額の提示がなされるため、こうした不安も軽減できます。矯正治療中には、専属の医療チームがチャットを通じて悩みや不安をサポートしてくれます。

エミニナル矯正の費用は、軽度〜中程度の患者さんで約13~47万円、重度の患者さんで約52~86万円です。また、定期購入プランの場合、月2.2万円から始めることが可能で、月々のやりくりにも影響しづらい点もメリットとして挙げられます。

マウスピース矯正の支払い方法は?月々の支払いを安く抑えるには?

歯科矯正にはさまざまな会社やメーカーから選択肢があることがわかりました。費用も選ぶ矯正によって異なります。決して安くはない価格ですので、支払い方法は気になるところですよね。

この項目ではマウスピース矯正の支払い方法をご紹介します。ご自身の家計に響かないようクリニック選び同様、どのような支払い方法があるのかも事前にチェックしておくことをおすすめします。

現金一括払い

まずは現金で治療費を最初に全額一括で支払う方法です。こちらは当初見積もり額に提示された値段を支払い、もし治療過程において虫歯や歯周病の治療などが発生すれば、そちらは別途支払うことになります。また、当初の想定通りに治療が完了せずに矯正が長引いてしまった場合などには、延長分を支払うところもあります。こちらは初回の料金説明の際に確認してみてください。

また、クリニックによっては提示金額以上をいただかないというところもあります。現金一括払いのメリットとしては、最初に支払いを完了してしまえばあとは支払いに関する不安や煩わしさがなくなる点が挙げられます。また、すでに料金を支払っていることが治療に対するモチベーションにもつながります

クレジットカード払い(一括・分割)

続いてクレジットカード払いがあります。こちらはまとまった現金を用意したり持ち歩くことなく支払いが完了できるため、手軽な支払い方法です。クレジットカード払いにも2種類あり、一括での支払いと分割払いが選べます。何回まで可能かはクリニックやカード会社によっても異なりますので、確認してみましょう。

また、分割の場合は利息が手数料が発生することがありますので、一括払いの方が支払う総額としては安くなる可能性があります。しかし、まとまったお金が用意できないなど費用面で苦労が予想される場合は、分割払いの利用がおすすめです。クリニックによっては手数料を負担してくれるところもあるようです。

また、クレジットカード会社にもよりますが支払いによってポイントが貯まるなどのメリットもあります。

銀行振込

続いてはクリニックから請求書や振込書をもらい、後日銀行振込をするという方法です。こちらはクリニックですぐに支払う必要がないため、まとまった現金を持ち歩かなくて済む点や、不安が解消できます。

また、銀行で直接振込みが可能なため預金残高の確認もでき、その後の生計も立てやすいといえます。銀行振込は一括納入のところが多いため、一気に残高が減ることが不安な人はほかの支払い方法を検討してみましょう。

デンタルローン(一括・分割)

歯科治療は矯正以外でも高額になることが少なくありません。そのため、デンタルローンという独自のローン体系があるクリニックもあります。こちらは、金利が発生することが少なくありませんが、まとまった金額を用意できない場合や、分割で支払いたい人にはおすすめです。

デンタルローンはクリニックがローン会社と提携することでローンを組めるようになっています。したがって、20歳以上で安定的な収入があるかなどチェックポイントもあり、ローンの利用には審査が必要です。

仕事がなかったり、過去にローンでのトラブルなどがあると組めない可能性もあります。また、金利に関してもクリニックごとに違いますので、確認してみましょう。また、もし矯正をしてもらいたいクリニックでデンタルローンの取り扱いがなかったとしても、ご自身で外部のローン会社を探してローンを組むことも可能です。

ローンというとネガティブな印象を持たれる方もいるかもしれませんが、クレジットカードでの分割払いと比べて金利が低めに設定されていることもあり、トータルで支払う金額としては安く済む可能性もあります。

都度払い

次に都度払いをご紹介します。都度払いは診察やマウスピースの交換や治療など来院ごとに発生するたびに費用を支払うシステムです。都度払いのメリットはまとまった金額を用意する必要がない点と、何にいくらかかったか明細が把握できる点が挙げられます。

一方で、治療中にあといくらくらいかかるのかといった不安が生じたり、当初の見積もりよりも上がっていても気付きにくいという点がデメリットとして挙げられます。また、毎回違う金額が提示されることもあり、いくらくらい用意していけば良いか見通しが立ちづらい点も難点といえます。たとえば、矯正装置を作成した月は数万円であるのに対し、診察のみを行った回では数千円など金額にばらつきが見られることもあります。

月額払い

続いてご紹介するのが、月額払いです。歯科矯正にかかる費用は最初にこの金額のみと提示されてそれ以上かからない場合と、処置ごとに金額が変わったり、治療が長引くことで費用に変更をきたす場合があります。前者は先にも触れたとおり、現金で一括払いを行ったり、クレジットカードやデンタルローンを使って分割での支払いが可能です。都度払いの場合もクレジットカードの利用ができます。

一方、月額払いというシステムを採用しているクリニックもあります。こちらは、月2万円〜など定額で支払う制度を指します。支払う金額は選ぶ矯正のメーカーやブランド、採用しているクリニックごとに異なります。ローコストでできる矯正を行っているところでは、月々数千円から始められるなど、月額制だと費用面で一気に多額の金額を用意する必要がないため安心な点がメリットとして挙げられます。

また、先ほどご紹介した都度払いと違い、処置の内容ごとに金額が異なるということがないため、金銭面の不安なく安心して通院ができます。

以上、歯科矯正にかかる費用の支払い方法をご説明しました。上記で挙げた支払い方法はクリニックごとに異なりますので、初回のカウンセリング時などに質問してみるのがおすすめです。また、金額の中に矯正処置料が含まれている場合と含まれていない場合があります。含まれていない場合は、都度矯正装置の作成に際して別途金額が発生しますので、こちらも合わせて確認してみましょう。なかには、毎回装置ごとに費用を支払う必要があるところもあります。

まとまったお金がないときにおすすめなのが分割払い

歯科矯正には決して安くはない費用が発生します。矯正以外でも日々の生活にはお金がかかるもの。もしもの時などにも備えてお金にはゆとりをもって生活したいですよね。矯正を検討するうえで、数十万円〜100万円前後のまとまったお金を用意しておかなければならないのかと心配になるという人も少なくないと思います。

多額の現金を用意したり、クリニックへ持って行ったり、口座から一気に引き落とされてしまうことが不安な人におすすめの支払い方法があります。それが、分割払いです。分割払いには、先ほども触れたとおり、現金での分割払いクレジットカードでの分割払い、そしてデンタルローンでの支払いの3パターンあります。

現金での分割払い

こちらはクリニックが採用しているかにもよりますが、数回にわけてトータルフィーを支払うシステムです。窓口分割払いなどともいわれています。クレジットカードの分割と異なり、支払い回数はそんなに多く設けられていないところがほとんどのようです。

しかし、クレジットカードやデンタルローンと違い、金利が発生しないことがメリットとして挙げられます。全体で支払う金額に変わりはないものの、分けて支払えることで一気にお金がなくなってしまう不安が軽減されます。

クレジットカードでの分割払い

こちらはクレジットカード会社にもよりますが、数回〜数十回など数年にわたってでも支払いが可能なシステムです。分割は多くても24回までがほとんどのようですが、リボ払いなども可能なことがあります。まとまった金額を要したり引き落とされてしまうことがないほか、クレジットカード会社によってはカードの支払いでポイントが貯まるというメリットもあります。

一方で、クレジットカードの分割払いには金利が発生します。おおむね14~18%程度と高めに設定されていますので※(※クレジットカード利用者の支払い状況などによっても違いがあります)、トータルで支払う金額としては高くなります。

また、クレジットカード会社にはさまざまなブランドがありますが、クリニックによっては使えないところもありますので、ご自身が利用されているカードが利用可能かどうかは確認してみてください。

デンタルローンでの分割払い

こちらは、クリニックが外部のローン会社と契約して分割で矯正代金を支払えるというシステムです。クレジットカードでの分割払い同様金利が発生しますが、クレジットカードと比べると金利は4.5~5.5%程度とかなり低めに設定されています。なるべく月々の支払いやトータルで払う金額を抑えたいという人にはおすすめです。

しかし、ご自身が処置を受けたいクリニックで採用しているかどうかは確認が必要です。万が一クリニックがローン会社と提携していなくても、自ら外部のローン会社を探して契約することも可能なケースもあります。1つのローン会社で審査が通らなくても別の会社では通ったということもあるようです。

また、ローンですので審査も必要となります。安定した収入があるかどうかや、これまで他のローンなどで返済にトラブルがなかったか、家賃の支払いが滞ってないかどうかなどがチェックされます。また、学生で未成年の方は組めませんので、親御さんなどにご相談してみるか、他の支払い方法を検討してみましょう。20歳を超えていても学生の場合は審査に通る可能性が低いとされています。

しかし、デンタルローンのメリットとしては何と言っても金利がクレジットカードと比較して低いことや、最大84回での分割が可能など1回に支払う金額が抑えられることがメリットです。

マウスピース矯正で、医療控除は使えるの?

マスク生活となり、マウスピース矯正を始められる人も少なくありません。マスクで口元を隠しての生活や、外出せずに生活が送れる昨今、まさに歯科矯正には絶好のタイミングともいえます。

矯正を始めると、クリニックに支払う金額が発生してきます。矯正をしていない時と比べて生活費の中で医療にかける金額負担が大きく感じられるかもしれません。そこで、矯正治療にかかった代金は医療費控除が使えるのか気になる人も多いことと思います。

医療費控除とは、1月〜12月までの1年間に支払った医療費が10万円を超える場合(年間所得が200万円以下の場合はすべての所得金額等の5%にあたる金額)、超過分の金額に対し所得控除が受けられるという仕組みのことです。

気になる歯科矯正が控除の対象になるかどうかですが、答えとしてはなるケースとならないケースがあります。まず控除の対象になるケースとしておもに以下のようなケースが該当します。

  • 叢生…歯が乱杭状態に生えており、清掃性が困難なことから虫歯や歯周病などのリスクがある。
  • 出っ歯・すきっ歯…清掃性が悪く歯垢や食べカスなどが溜まることで、口腔内のトラブルにつながります。
  • 開咬(かいこう)…口がしっかりと閉じないことで、お口の中が乾燥し虫歯や歯周病のほか、感染症などにかかるリスクが高まります。

上記のようなケースは口腔機能や全身の健康に問題が生じる可能性があり、機能面の改善が必要とされます。歯科医師によって機能面に問題が生じる可能性が認められれば、医療費控除の対象となる場合があります。

一方、医療費控除の対象とならないケースとして、審美的な改善を目的に歯科矯正を始められた場合が挙げられます。こちらは、口腔内の機能には問題がないものの、より見た目を良くしたいという理由で始められた場合などが該当します。

歯科矯正を始められる患者さんは見た目を気にされて始めるケースが少なくありません。なのですぐ対象外だと判断するのは早いかもしれません。というのも、ご自身では見た目の改善が目的だと考えていても、実際にはそのまま放置しておくと虫歯や歯周病、噛み合わせなどに問題が生じる可能性が指摘されることもあります。

ご自身の症状が治療目的に該当するかどうかは歯科医師に相談してみましょう。もし、控除の対象となったら、以下のような費用が控除の適応となります。

医療控除の適応の項目
  • 矯正前の検査費用(レントゲンや初診時の口腔内検査など)
  • 診察費
  • 矯正装置代金
  • 矯正装置の調整代金
  • 処方された清掃用具や鎮痛剤等の医薬品
  • 通院するために使った公共交通機関の費用(タクシーや自家用車は適用にならないこともある)
  • 一方で以下のような費用は適応外となることがあります。
  • 市販の歯ブラシ等自分で購入したデンタルケアグッズ
  • ガソリン代
  • パーキング料金
  • タクシー代(どうしても止むを得ない場合は適用となることも)

医療費控除はご自身で申請が必要となります。もし、医療費控除が受けられる可能性があれば申告してみましょう。申告できる医療費は1年間にかかった医療費なので、年をまたいでの医療費などは適用外となるので、注意が必要です。

保険が適応されるケースはあるの?

歯科矯正が医療費控除の対象となるケース、ならないケースを見てきましたが、続いて保険適用となるかどうかについてご説明します。

基本的に歯科矯正は保険の適用外となることがほとんどで、自費治療の範囲となり全額自己負担となります。歯科矯正は、機能面の改善目的はあるものの見た目の改善などが主訴のケースが少なくありません。しかし、なかには保険の適応となるケースもありますので歯科医師に保険適応となるかどうか確認してみましょう。

保険の適応となるおもなケースとして以下のような症例が挙げられます。

顎変形症の場合

歯ではなく先天的に顎の形自体が変形しており、顎骨手術が必要なケースなどは、指定の医療機関で治療を受ける前後などに矯正治療が必要な場合、保険適用となる場合があります。顎変形症のままですと、噛み合わせに問題が生じるなど口腔内にとどまらないトラブルを誘発してしまう可能性があります。また、治療には歯科矯正のみならず顎の外科的な手術を伴うケースがほとんどです。

先天異常の場合

生まれつきの異常が認められ、唇顎口蓋裂や軟骨形成不全症など、厚生労働大臣が定める疾患のいずれかに当てはまる場合には保険適用となる可能性があります。

咬合以上の場合

前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常なども保険適用となります。

上記の保険適用となる場合に矯正治療を行う医療機関は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関に限られていますので、どこでも治療ができるわけではありません。

また、保険適応のためには疾患名などが細かく定められていますので、矯正を検討の際に相談した歯科医師などにも聞いてみることをおすすめします。また、ご自身で医療機関を検索することも可能です。指定の医療機関は、地方厚生局のホームページに掲載されていますので、お住まいの地域ごとに検索してみるのも良いでしょう。

また、もし保険適用外であっても、先ほどの項目でご紹介したように医療費控除の対象となるケースはあります。保険や医療費控除の対象となるかどうか初回の相談時などにも確認してみましょう。とくに申告に際しては医師の診断書などが必要となりますので、事前の確認をおすすめします。

マウスピース矯正がおすすめな人はどんな人?

マウスピース矯正の費用や処置内容に関して理解が深まったところで、マウスピース矯正がおすすめな人を挙げてみたいと思います。

マウスピース矯正をおすすめしたいのは、次のような人です。

マウスピース矯正がオススメな人
  • 矯正していることがバレたくない
  • 痛みや違和感を軽減したい
  • 虫歯や歯周病などのリスクを下げたい
  • 短期間で終わらせたい
  • 通院はなるべく少なくしたい
  • リーズナブルな価格で始めたい
  • ブラッシングの手間を少しでも減らしたい
  • 食べ物をおいしく食べたい

上記のような人にはマウスピース矯正はおすすめです。マウスピース矯正は何といっても目立ちにくいことが最大のメリットであり、人と会う機会が多い人やリモートワークであっても矯正がバレたくない人には最適です。

また、清掃性も高いため、歯磨きに煩わされることや、虫歯や歯周病といったリスクも軽減できます。

そして、先ほども触れたとおり費用面、治療期間に関しても患者さんそれぞれの症状の程度にもよりますが、比較的安く、短期間で終えることも可能です。これまで矯正というとイメージしていた、見た目の問題や痛そう、都度通院してワイヤーなどの調整をするのが面倒そう…といったネガティブな問題から解放されるのがマウスピース矯正です。

マウスピース矯正ができるクリニックの選び方

では次に、マウスピース矯正ができるクリニックの選び方をご紹介します。マウスピース矯正は近年たくさんのメリットがあることから導入しているクリニックは増えてきています。しかし、自分の大切な体のパーツである歯の移動は医療行為に該当し、のちのちの見た目や健康にも関わってきます。したがって信頼できるクリニック選びが、後悔しない歯科矯正につながりますので、ぜひ参考にしてみてください。

料金プランや費用をしっかり提示してくれる

まずは、料金プランや治療やトータルでいくらくらい費用が発生するのかをきちんと提示してくれるクリニックかどうかが重要です。費用の項目でも触れましたが、クリニックによっては都度払いであったり、提示した金額以外にはもらわないところなどさまざまです。

ご自分の症状を改善するためにはどのような料金プランがあり、いくらくらいの費用で治療が終えられるのか初回診断の後や契約前にしっかりと示してくれるかどうかは確認しましょう。

通いやすさ

続いては通いやすさです。いくら良いクリニックや歯科医師が在籍していても、通いにくいところはおすすめできません。矯正治療中には、痛みや違和感のほか途中で虫歯や歯周病など口腔内のトラブルが発生することも考えられます。

また、1日に20時間程度つけていても耐性のあるマウスピースを使用して治療が行われますが、万が一破損してしまった場合、すぐに替えのマウスピースが必要となりますのでアクセスの良いクリニック選びは重要です。

加えて、実際に歯が動いているのかや今後の治療計画など不安に対しても、直接見てもらえた方が安心という人はご自宅や勤務先など通いやすさもクリニック選びのポイントとして考えましょう。

メリットやデメリットを提示してくれる

マウスピース矯正には、多くのメリットがある一方でデメリットも存在します。いくらクリニックで扱っていてもご自分の歯並びの改善には不向きであるケースも。そうした現実をきちんと隠さず伝えてくれたり、マウスピース矯正のメリットだけでなくデメリットにも説明してくれるクリニックには信頼が寄せられます。

マウスピース矯正は、重度の叢生や外科的な処置が必要な症例には不向きとされています。また、1日の装着時間を守らなければ期待していた効果や結果にはたどりつけません。このような留意事項にも触れて説明がなされるところを検討してみましょう。

治療内容や期間の説明をしてくれる

そして次に、矯正治療における内容や治療に要する期間についての説明がなされることもポイントとして挙げられます。矯正治療の期間は一概に何ヶ月で完了するとは言えないものの、矯正治療の経験が豊富で専門的な知識をもっている歯科医師であれば、初回診断の段階でおおよそどれくらいの期間かかるかは見通しが立ちます。

また、マウスピースの交換や処置の段階において現状と今後の治療に関する計画も含めて都度説明が受けられるところは信頼感があります

症例が多い

最後に検討しているクリニックにおいて、これまでマウスピース矯正の症例が豊富であることも重要なポイントです。いくら矯正を専門に学んだ歯科医師がいても、症例数が少ないと不安を感じてしまいます。

また、何かトラブルが発生した際や当初の計画通りに歯の移動が起きなかった場合など、経験症例が多ければ別の方法や治療計画の変更などが可能です。しかし、症例が少ないとトラブルへの対処に関しても、その後の治療においても納得のいく結果が得られないことも考えられます。

症例が多いかどうかは、クリニックのホームページなどで症例を多く挙げていたり、初回の相談時などにおいて過去の症例を見せてくれるなどでわかります。また、直接相談した際にどれくらいの実績があるのか直接聞いてみるのもおすすめです。

マウスピース矯正で適応可能な歯並びは?

マウスピース矯正はさまざまなメリットがあり、検討しているという人は多いと思います。しかし、さまざまな症例に対応可能なワイヤー矯正と異なり、適応可能な歯並びがマウスピース矯正にはありますので、ご紹介していきます。

マウスピース矯正で改善が見込めるのは、おもに次のようなケースです。

叢生

八重歯などガタガタした歯並びで、歯が乱杭状に生えてしまっている症例です。奥歯を含む全体ではなく前歯数本など部分的にお悩みであれば部分矯正で改善も可能です。

出っ歯、上顎前突

上の歯が前に出ている状態です。歯科矯正を始められる人の主訴としても多い出っ歯は、会話や笑顔になった際にとくに目立ちやすく気になる箇所といえます。このような症例はワイヤー矯正をしてしまうと、とくに歯の表面に装置をつける場合、余計出っ歯が目立ってしまうこともあります。しかし、マウスピース矯正であれば目立ちにくくバレずに歯科矯正が可能です。

下顎前突

下の歯が前に出ている状態を指します。受け口のようになってしまい、顔の中でも下半分に目がいきやすかったりと見た目の改善で悩まれている人にはマウスピース矯正がおすすめできます。

歯の中心がずれている

上の歯と下の歯を噛み合わせた際に、上下前歯の中心線が合う状態が正常ですが、中心線がずれてしまっている人がいます。すると、噛み合わせの悪化が生じたり、食べ物がうまく咀嚼できずにさまざまな問題を引き起こすことにもつながります。十分に噛み切れないまま食べ物が胃腸に送られることでの消化不良や、不定愁訴、姿勢の悪化など口腔内だけのトラブルにおさまらない場合もあります。

開咬

噛んだ際に前歯が閉じない状態を指します。口が開いたままですと見た目の問題以外にも、口腔内が乾燥してしまい細菌感染のリスクが高まったり、風邪をひきやすいなど健康上の問題に発展することもあります。また、唾液でお口の中に潤いが足りないことから口臭の原因にもつながります

交叉咬合

奥歯が横にずれている状態を指します。奥歯が横にずれていると噛み合わせが悪くなり、十分な咀嚼が行われないこともあります。また、噛み合わせが悪いと頭痛や顎関節症といった体の他の部位への悪影響も生じる可能性があります。

過蓋咬合

噛んだ際に下の歯が隠れる状態を指します。オーバーバイトともいい、笑った際に上の歯ばかりが見えてしまい、見た目への影響の他、食べ物を噛む力が不十分であったり、詰まりやすいなどの問題が発生することもあります。

空隙歯列弓

すきっ歯ともいいます。歯と歯の間に空間があることで、見た目への影響の他、話す際に隙間から空気が漏れてしまい、相手に聞き取りづらいなどの問題が生じることもあります。また、隙間に食べ物がはさまりやすい、隙間の清掃性が悪化し虫歯などになりやすいということにもつながります。

マウスピース矯正をする前に考えてほしいこと

マウスピース矯正に関する処置内容や費用、各ブランドの比較などを多角的に見てきました。最後に、マウスピース矯正を始められる前に考えてほしいことがあります。

それは、治療のゴールをどこに設定するかということです。先ほどの医療費控除や保険適応の項目でも触れましたが、歯科矯正は見た目の改善や審美的な目的で始められる人のほか、機能面の改善などさまざまな目的で始められます。機能面が改善されることが治療ゴールとするのか、それとも自分が理想とする歯並びに到達することが治療のゴールなのかは患者さんそれぞれで異なります。

治療ゴールによって、治療にかかる費用も処置内容も、治療期間も変わってきます。まずは、初回の相談や診断時に歯科医師とどこに治療ゴールを設定するかを話し合ってみましょう。

歯科医師によっては、機能面の改善をゴールに据えている人もいて、審美的な面まではそこまで求めていないという人もいます。なぜ治療したいのか、どうなりたいのかの共有がなされていないことで、満足のいく結果にならずネガティブな結末になることも。そうならないためにも医師と患者双方の理解を深めて治療に臨むようにしましょう。

マウスピース矯正どれにしようか迷ったら、「エミニナル矯正」を受けてみて!

月約3,600円から始められるエミニナル矯正は、「安心」で選ばれるマウスピース矯正です。

近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。

治療期間が短く、極端に安価であることを謳うマウスピース矯正がでてきている中で、「歯並びの仕上がり結果が、理想から程遠い。噛み合わせが逆に悪くなった。」「当初伝えられた治療費より、結果大幅に総額が高くなり、途中で治療を断念した」などのお声を聞きます。

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サービス名エミニナル矯正(EMININAL)
目安総額(軽度〜中度)13〜47万円 ※自由診療
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【歯科矯正】マウスピース矯正のエミニナル矯正ってなに?

※一部在籍ドクターの症例数 1,700症例:症例数2007年から2021年の13年間の矯正治療症例数の合計 ※月約3,600円:デンタルローンを利用して治療期間が5ヶ月(22万円:税込)を60分割した場合の手数料抜きの月額費用です。目安治療総額13万円〜47万円(税込)治療期間には個人差があります。また歯の保定費用は含まれません。 ※自由診療 ※矯正ドクターの治療経験は一例です。ドクターにより経験数は異なりますので予めご了承ください。

※掲載されている情報は、ローリエビューティ編集部が独自調査を行いまとめた、2022年04月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず公式サイト等にて事前にお調べください。記事内容に問題がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。

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