歯の悩みとして多いのが「すきっ歯」。
前歯は、会話時や笑った際に目が行きやすい部位でもあるため、特に見た目を気にしてネガティブになってしまう、ということもあります。
歯と歯の隙間があると食べ物がつまりやすいという問題もあり、治したいと考えている方も少なくありません。
すきっ歯や歯の隙間を治す方法として、矯正が挙げられます。この記事では、すきっ歯・歯の隙間を目立たずに矯正する方法と治療法、選び方をご紹介します!
すきっ歯とは
まず、すきっ歯とは、前歯の歯と歯の間に数ミリ程度の空間がある状態を指します。歯科用語では、正中離開や空隙歯列などと呼ばれています。
すきっ歯は見た目も気になる点ではありますが、清掃性が困難であったり、食べ物がつまりやすいなどの問題から、歯周病や虫歯になってしまうリスクもあります。

すきっ歯になる原因として、遺伝の他、おもに以下4つの原因が挙げられます。
■正中過剰埋伏歯
前歯の間に余分な歯があることで、空間ができている。
■矮小歯
歯が小さいことで隙間が生じてしまう。
■顎のサイズ
顎が大きく、歯が小さいなどで隙間ができる。
■上唇小帯が長い
歯と歯の間にある上唇小帯が長く、歯間にスペースができる。
すきっ歯のリスク
すきっ歯で悩まれる方は主に、見た目を気にされる方がほとんどですが、その他にもリスクがあるんです。すきっ歯が悩ましい理由として次の3つが挙げられます。

1.見た目の印象
なんと言っても見た目は気になるもの。人と話す際に口元はとても目立つので、すきっ歯があると、相手も自然と目がいってしまい、会話や笑うことに抵抗を感じるようになってしまうこともあります。
2.虫歯や歯周病
歯と歯の間に隙間があることで、食べ物がつまりやすくなります。すると、歯ブラシでは取りきれなかったり、磨き残しが発生する原因となってしまいます。
同じ箇所に汚れが付着したままになると、歯周病や虫歯を招くことにつながります。
ただでさえ目立ちやすいすきっ歯に、虫歯の治療によって被せ物があると、余計気になってしまいますね。また、歯周病は他の病気にかかるリスクがあることもわかっているため、口腔内だけの問題にとどまりません。
3.発音
すきっ歯があることで、話していても空間から空気が抜けて発音にも影響が出てくることもあります。
はっきり発語していても空気の漏れるような音になってしまったり、相手に聞き取りにくい印象をもたれてしまう可能性もあります。
すきっ歯の治療方法
見た目以外にも様々なリスクをはらむすきっ歯は治療が可能です。治療は主に、次の方法があります。

■部分矯正(ワイヤー、マウスピース)
すきっ歯の部分を徐々に正しい位置に治していく部分矯正。
矯正方法には歯の表面や裏側にワイヤーとブラケットと呼ばれる装置をつけるワイヤー矯正と、透明なプラスチックのマウスピースを使う、マウスピース矯正があります。
■全体矯正(ワイヤー、マウスピース)
部分的な矯正ではなく、他の歯列も気になる場合や部分矯正では難しいケースに適応できる全体矯正があります。
こちらも部分矯正同様、ワイヤーを使った矯正方法と、マウスピースを使う矯正方法があります。
■ダイレクトボンディング
続いてダイレクトボンディングという方法です。
これは、すきっ歯である2歯の間に接着剤とレジンを塗り硬化させることで、歯の空間を埋めることです。実際に歯を動かすことなく、隙間がないように見せる方法です。
ラミネートベニア
そして最後がラミネートベニアという方法です。
これは、歯の表面を数ミリ程度削り、その上にセラミックでできた被せ物をすることです。こちらも歯を実際に動かすことなく、隙間がないように見せる方法です。健康な歯を削ることで、歯の寿命が短くなるリスクも考えられます。
すきっ歯をマウスピース矯正するメリット・デメリット
すきっ歯には、いくつか治療方法があることがわかりましたが、なかでも歯を移動させる矯正方法のうち、マウスピースを使った矯正について見ていきましょう。

■すきっ歯をマウスピースで矯正するメリット
矯正というと、歯の表面にワイヤーとブラケットをつける方法をイメージされる方も少なくないと思いますが、マウスピース矯正は透明で薄いプラスチックの素材でできているため、着けていても目立ちにくいのが、メリットです。
どうしても仕事で矯正が難しいシーンが発生する方や、目立つ矯正に抵抗がある方におすすめです。
そして、ワイヤー矯正に起こりやすい清掃性の悪化も、マウスピース矯正なら、食事や歯磨きの際に取り外しが可能で、自分で洗うことができるので、虫歯や歯周病のリスクも下げられます。
■すきっ歯をマウスピースで矯正するデメリット
良いことばかりに思えるマウスピース矯正ですが、デメリットも存在します。マウスピース矯正は1日の装着時間が歯科医師の診断・治療計画の元に決められており、20時間程度など一定の時間を守らずに使用すると、思うように歯の移動が起きません。
当初の治療計画よりも長引くというデメリットもあるので、治療に対する患者さんの姿勢が重要です。
そして、すきっ歯以外にも歯並びに問題があったり、顎の変形などが原因となっている場合などマウスピース矯正が不向きな症例もあります。
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※掲載されている情報は、ローリエビューティ編集部が独自調査を行いまとめた、2022年04月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず公式サイト等にて事前にお調べください。記事内容に問題がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。