朝のヒゲ剃りの頻度を減らすため、剃刀やシェーバーによる肌への負担を抑えるためという理由から、自宅で脱毛が行える家庭用光美容器を使ってヒゲ脱毛を検討する男性は増えています。
そこで今回は、ヒゲに対して効果のある光美容器はどのような特徴があるのか、おすすめ機種はなんなのか、使う時にはどんなことに注意すればいいのか、痛みはあるのかという疑問に対して当サイトが解説していきます!
※本記事では、家庭で使用する脱毛器のことを家庭用光美容器(または光美容器)と表記しています。
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男性のヒゲのは他の部位に比べて太くて濃いので、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛しても効果が実感できるまでに時間がかかる部位です。
そんな剛毛部位に対して効果を発揮できる家庭用光美容器には以下のような特徴があります。
ヒゲに効果のある家庭用光美容器の特徴として、フラッシュ方式を利用している光美容器があげられます。
フラッシュ式の家庭用光美容器は脱毛サロンで利用されているIPL(Intense Pulsed Light)という毛のメラニン色素に反応する光を利用して照射を行います。
毛を作る組織にダメージを与えるので、繰り返し使うことでヒゲの生えるスピードが遅くなるような効果が期待できます。
レーザー式の家庭用光美容器は、医療脱毛クリニックでも使われている「蓄熱式ダイオードレーザー」を使用しています。
毛のメラニン色素に反応してレーザーを照射すると言う仕組みはフラッシュ式と同じですが、毛根の奥にある「バルジ領域」と呼ばれる毛を作る組織を破壊するので、ヒゲの生えるスピードが遅くなる効果に加えて、生えてくるヒゲを減らす効果があるものの、フラッシュ式の物よりも痛みが強いという特徴があります。
照射の威力は家庭向けに調整されているため、医療脱毛クリニックで照射をした時と全く同じ効果が出るというわけではありませんが、レーザー式光美容器は自宅でリラックスしながらヒゲ脱毛を行うことができます。
最初に説明しましたが、ヒゲは身体の中で特に脱毛に時間がかかる部位です。そのため何度も照射を繰り返して使い続ける必要がありますが、肌に強い光による熱を何度も当てる事になるので、肌に負担がかかります。
その光による熱を抑えるための冷却機能などが付いている機種を選ぶと、肌への負担を抑えながらヒゲ脱毛を行えます。
編集部
脱毛サロンや医療脱毛クリニックでのヒゲ脱毛もチェックしてみたいならコチラの記事へ!ヒゲ脱毛の相場や回数、痛さなどを解説しています。
【2023年12月最新】ヒゲ脱毛おすすめ13選!サロン&クリニックを紹介
上記のヒゲ脱毛に効果のある光美容器の3つの特徴を踏まえたうえで、おすすめの機種を紹介します!
ケノンは照射部分のカートリッジを交換することが可能で、その中でもヒゲに効果が高いのは照射威力の強いストロングカートリッジです。その他のカートリッジも照射範囲が広いため、鼻下の部分だけでなくあご下やフェイスラインのヒゲも、ムラなくスピーディーに脱毛ができます。
ケノンには照射威力を10段階で調節する機能があります。脱毛をするのが初めてだと言う方は最初は低出力から始めた方が無難ですが、ヒゲの脱毛をする時はなるべく強めの威力で照射することを推奨します。
価格 | 69,800円(税込) ストロングカートリッジ:10,000円(税込) |
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脱毛方式 | フラッシュ式 |
機能 | 連射機能・照射レベル調節機能(10段階) |
照射可能回数 | 50万発~300万発(スーパープレミアムカートリッジ使用時) 1万発~8.5万発(ストロングカートリッジ使用時) |
使用頻度 | 2週間に1回 |
照射面積 | 9.25㎠(スーパープレミアムカートリッジ) 4.5㎠(ストロングカートリッジ) |
追加費用 | カートリッジ交換費用(7,900円~20,200円(税込)) |
付属品 | スーパープレミアムカートリッジ、スキンケアカートリッジゴーグル、保冷剤×2、付属品収納ポーチ、取扱説明書兼保証書 ※付属品は開催されているキャンペーンにより異なる場合があります。 |
トリアは家庭用光美容器の中で数少ないレーザー方式を利用した脱毛が行える機種です。
レーザー式脱毛のヒゲに対する効果は上記でも説明した通り、毛のバルジ領域を破壊する効果があります。トリアの場合はそのレーザーの威力を5段階で調節する事ができるため、自分の肌の強さやヒゲの濃さに合わせて効率的に脱毛を行うことができます。
痛みが少し強く照射面積が1㎠なので広範囲の脱毛を行うのは時間がかかりますが、ピンポイントの剛毛には効果的です。
価格 | 49,800円(税込) |
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脱毛方式 | レーザー式 |
機能 | 照射レベル調節機能(5段階) |
照射可能回数 | バッテリーが尽きるまで(約500回充電可能) |
使用頻度 | 2~4週間に1回 |
照射面積 | 1㎠ |
追加費用 | 無し |
付属品 | 取扱説明書、充電用ACアダプター |
脱毛の痛みには個人差があるので、「痛い」「痛くない」とははっきりとは断言できませんが、ヒゲは毛が密集しているため他の部位よりも痛みが出やすい部位です。
脱毛方式により痛みの感じ方も変わり、フラッシュ式は「ほんのりと温かいと感じる」レーザー式は「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」と表現される方が多いです。
先ほど脱毛後に照射部位を冷やすことで、肌の赤みの発生を抑えると説明しましたが、脱毛前にも照射部位を冷やしておくと皮膚の感覚が少し麻痺するため痛みを感じにくくなります。
家庭用光美容器を使用して自宅でヒゲ脱毛をする前に、注意しておくべきポイントをお伝えします。
ヒゲの生えるスピードにもよりますが、脱毛をする直前ではなく当日の朝、もしくは前日の夜に電気シェーバー等を使ってヒゲをシェービングしておきましょう。
最初に説明したように、光美容器は黒い部分に反応して照射を行うので、伸びっぱなしの状態だと上手く照射ができません。
毛抜きでヒゲを抜いてしまうのも脱毛効果が無くなってしまうだけでなく、肌に負担を与えてしまう事になるのでNGです。
脱毛は肌にフラッシュやレーザーを当てるため熱によるダメージを受ける事になります。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックでも、脱毛の前後にジェルを塗ったり、冷却ヘッド等を使って脱毛箇所を冷やします。
特にヒゲは強い威力で照射する必要があり、他の部位よりも熱をたくさん受ける事になるので、保冷剤などを使用して照射前と照射後にそれぞれ10秒ずつ冷やすようにすると良いでしょう。
脱毛終了後は赤みを抑えるためにも、化粧水や保湿クリームを塗っておくと良いでしょう。
サロンやクリニックでは日焼けをしていると脱毛を拒否される事も多いのですが、それは日焼けした状態の肌は通常の肌よりも刺激に敏感になっているからです。
光はメラニン色素に反応するため痛みも感じやすくなり、肝心の毛根に対しても集中して照射しづらくなるため、脱毛効果も下がります。
脱毛をしている間は、日焼けサロンなどで焼くことはもちろんNG、そして外出する際には極力日焼け止めを塗って日焼けしないように心掛けましょう。
ヒゲは脱毛効果を実感するまでにかなりの時間がかかる部位なので、光美容器を継続して使い続ける事が重要です。そのため、使い心地や肌にかかる負担を考慮して、フラッシュ式・レーザー式の光美容器を選ぶと良いでしょう。
自宅で脱毛を行う場合は麻酔などを用いて痛みを軽減することができないため、痛みに弱い方や脱毛が初めての方はまずはフラッシュ式の光美容器を使用し、低い威力から照射して徐々に慣らしていくことを推奨します。
なかなか効果が出ないからと言って毎日のように照射をしても効果が早く出るわけではありません。過剰な使用により肌がダメージを負ってしまうと元も子も無くなってしまうので、メーカーの推奨する使用頻度をよく守り、脱毛前後の肌のケアをしっかりと行いながら自宅でヒゲ脱毛を進めましょう。