家庭用光美容器は顔に使用できるもの・できないものがあるだけでなく、産毛を得意とするものとそうでないものがあります。
そこで今回は、家庭用光美容器を選ぶときのポイントを解説し、顔の産毛を脱毛したい人におすすめの光美容器や顔に対応している家庭用光美容器をご紹介したいと思います。
使用後の効果や頻度、使うときのやり方などもまとめているので、顔に使える家庭用光美容器を探している方、顔への使用に不安がある方は参考にして下さい。
※本記事では、家庭で使用する脱毛器のことを家庭用光美容器(または光美容器)と表記しています。
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顔脱毛が行える家庭用光美容器を購入する際にはどのようなことに気をつければいいのか、まずは4つのポイントを抑えて選んでみましょう。
家庭用光美容器の中には顔に対応していない機種もあり、顔に対応していたとしても顔全体に照射できるわけではなく、脱毛可能なパーツが決まっています。
おでこやこめかみまで照射できるものや頬から下まで照射できるものなどがあり、光美容器によって照射できる範囲に違いがあります。
家庭用光美容器で顔脱毛を検討しているなら、まず最初に脱毛が行える範囲はどこまでかをしっかり確認しましょう!
家庭用光美容器といっても、それぞれで機能性に違いがあります。
照射レベルを自由に設定できるものから、肌の色を検知して自動でレベルを調整してくれるものなどがあります。
照射レベルを自由に設定できる光美容器の場合は、自分の好きなレベルで設定できる反面、レベルを上げすぎることで肌への影響に不安があります。
照射レベルを自動で調整してくれる光美容器は、レベルが調整できないので自分の好きなレベルで照射できませんが、肌への刺激が少ないです。
冷却クーリング機能が付いた光美容器もあり、照射後の肌の冷却が必要ありません。
家庭用光美容器は素人でも簡単に脱毛が行えるようつくられていますが、肌への負担は少なからずあります。とくに顔に使用する場合には弱いレベルでの照射が推奨されるので、使いやすい機能があるかをしっかり確認しましょう。
家庭用光美容器には2つのタイプがあり、本体と照射ランプが一体型になっているものや照射ランプを取り外せるカートリッジになっているものなどがあります。
照射ランプは照射回数が決まっているため、一体型の場合は照射回数を満たせば買い替えになり、取り外しができるものは別売りのカートリッジに交換すると引き続き使用することができます。
一時的に使用したいなら一体型、継続的に使用したいなら交換型にするなど、用途に合わせて選ぶといいでしょう。
顔に対応している家庭用光美容器の多くはフラッシュ方式を採用していますが、フラッシュ方式といっても仕組みの違ういくつかのタイプがあります。
IPL脱毛という方式は毛に含まれるメラニン色素に光が反応する仕組みで、色素が濃く太い毛を得意とします。SSC脱毛は照射前に専用ジェルを塗り、フラッシュを当てることでジェルに含まれる成分が毛母細胞に作用する仕組みなので、濃い毛から産毛までどんな毛質でもOKです。このように光美容器によっても得意とする毛質に違いがあるので、脱毛方式もくわしく確認してみてください。
顔に使用できる家庭用光美容器はたくさんありますが、その中でも特に顔の産毛も脱毛を行いたい人におすすめの家庭用光美容器をご紹介したいと思います。
ミュゼのSSCエピフォトスキンケアプロはフォトフェイシャル機能も付いた家庭用光美容器で、顔の広範囲に照射することができます。
SSC方式を採用していて、専用のミストローションを拭きかけてから光を当てる仕組みになっており、色素が濃い毛から産毛まで毛質を問わず対応できます。
クーリング機能が搭載されているので照射の痛みが少なく照射後の肌冷却も不要で、アフターケア用のミルクローションもついてくるので肌ケアもできます。
照射時の痛みを気にせずに産毛ケア、肌ケアをしたい人に向いています。
全身(顔・VIOを含む)※ほくろやシミ、乳輪やタトゥーなど色素が濃い部分、頭、目の周辺、鼻の穴、唇、耳、喉仏、粘膜は不可
価格 | 79,200円(税込) |
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脱毛方式 | SSC脱毛(フラッシュ方式) |
機能 | 照射レベル5段階調整・冷却クーリング・タッチセンサー・照射可能回数表示 |
照射回数 | 30万発 |
照射面積 | ボディ用3c㎡・フェイス用2c㎡ |
推奨使用頻度 | 使用開始2ヶ月は2週間に1回 以降は3週間に1回 |
顔に使用できるその他のおすすめ家庭用光美容器をご紹介します。それぞれの光美容器で顔の脱毛範囲が決まっているので、必ずチェックして下さい。
ケノンにはカートリッジが5種類あり、パーツごとに使い分けができます。
本体に標準で付属されているスーパープレミアムカートリッジは脱毛部位を問わず脱毛ができます。別売りのカートリッジには脱毛ではなく肌のケアが行える「美顔スキンケア」などもあり、照射口の広いタイプや狭いタイプ、スーパープレミアムのスペアとして使えるカートリッジがあります。
照射レベルが10段階まで調整できるので、低いレベルから始めて徐々にレベルを上げていけば肌に負担なく使用できます。
カートリッジは取り外しができ照射回数を満たせば交換になりますが、本体さえ壊れなければカートリッジ交換で長く使えます。
カートリッジ交換型で寿命が長いものがいい、肌ケアもしたいという方に向いています。
顔(目元・眉・唇・額・こめかみは不可)・脇・胸毛・お腹・手の甲・指・モモ・すね・VIO
価格 | 69,800円(税込) |
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脱毛方式 | IPL脱毛(フラッシュ方式) |
機能 | 照射レベル10段階調整・自動モード・タッチセンサー・連射モード |
照射回数 | スーパープレミアム 50万発~300万発(標準付属品) 美顔スキンケア 20万発~約4.2万発(別売り) |
照射面積 | スーパープレミアム 7.0c㎡ 美顔スキンケア 4.5c㎡ |
推奨使用頻度 | 1週間に1回 |
家庭用光美容器は自宅で簡単に扱えるように、業務用の光美容器よりも出力を抑えているものが多いようです。そのため効果が目に見えて分かるまでには少し時間がかかりますが、長期使用で効果が期待できます。
顔のシェービングをやりすぎると、肌に負担を与えてしまったり逆に産毛が濃くなるということもあるようです。
顔を脱毛することでシェービングの回数が減り、肌への負担が減ります。
顔の毛はあまり目立つほどの毛ではありませんが、産毛も少なからず黒色をしています。
この細かな黒い毛が薄くなっていくことで、肌色がワントーンあがり明るい印象になります。
顔の産毛は薄いとは言え、ファンデーションをのせる際の邪魔になりメイクのりにも影響します。
顔の毛をケアすることで産毛による凸凹がなくなり、メイクのりがよくなります。
家庭用光美容器で顔を脱毛する際には、それぞれの光美容器で推奨されている使用頻度を守りましょう。
よく見られる頻度としては、最初の1~2ヶ月は2週間に1回使用し、3ヶ月目からは月1回~2回、4ヶ月目以降は毛の様子を見ながら脱毛していく家庭用光美容器が多いです。
脱毛ではなく、スキンケア用として専用のカートリッジを使用して肌のケアを行う場合には、脱毛に比べると短い頻度で使用できるようです。
基本的にはメーカーが推奨する使用頻度を見て使用するのがベストです。
家庭用光美容器を顔に使うときは、洗顔後のなにも塗っていない肌に使用します。
初めて照射する場合には、低いレベルであてていきます。照射レベルが強すぎると、肌に負担がかかってしまう場合もあるので、低いレベルから始め痛みを感じない程度まで少しずつレベルを上げて使うと良いでしょう。
照射後は肌が乾燥しやすくなるので、保湿は念入りに行いましょう。
顔は他の部位に比べると人目に多くふれる部分でもあるので、初めて顔に光美容器を使用する際には低いレベルから照射し、照射後の保湿は徹底することがポイントです。
日焼けした肌、目のまわり、ほくろには使用できない光美容器が多いので、注意事項をよく読んで使用しましょう。
家庭用光美容器といっても、脱毛範囲に顔が対応しているものとそうでないものがあります。
顔に使えても、パーツによっては照射できない部分もあるので、それぞれの光美容器の脱毛範囲をしっかり確認しましょう。
光美容器によっては顔の産毛だけでなく肌のケアができるものもあるので、用途によって選ぶと良いでしょう。
光美容器 | 価格と脱毛範囲 | おすすめポイント |
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![]() ミュゼ・SSCエピフォトスキンケアプロ |
79,200円(税込) 顔(目元、鼻の穴、唇・額・こめかみは不可) |
アフターケアミルク&フォトフェイシャル機能付きで肌ケアもできる |
![]() ケノン |
69,800円(税込) 顔(目元・眉・唇は不可) |
カートリッジの寿命が長く肌ケアもできる |
今回、顔の産毛にも使えるとご紹介したものを含むさまざまな光美容器をランキング形式でご紹介した記事もチェックしてみましょう。光美容器のタイプ別の特徴やスペック早見表もぜひ参考にしてみてくださいね。