家庭用光美容器とサロンで脱毛を行う場合の価格を比較し、様々な家庭用光美容器の中から厳選して4製品をご紹介しています。光美容それぞれの料金と1照射あたりの価格まで算出し、特徴をまとめました。
低価格で販売されている光美容器についても解説しているので、参考にしてください。
※本記事では、家庭で使用ができる脱毛器のことを家庭用光美容器(または光美容器)と表記しています。
当サイトでは総額表示義務化により、料金を全て税込み価格で表記しています。
掲載元の家庭用光美容器が税抜き価格で表記されている場合も税込み価格に修正し記載しておりますが、記載がない機種は公式サイトを元に記載しています。
料金や特典などは期間限定のキャンペーン等により変動する場合もあるため、詳細は各ホームページ等でご確認下さい。
家庭用光美容器は自宅で簡単にできるため購入を検討している方も多いと思いますが、まずはサロンで脱毛を受ける場合と家庭用光美容器を購入する場合ではどれくらいの価格差があるのかを見てみました。
家庭用光美容器の料金相場 | 69,398円 |
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脱毛サロン(顔・VIOを含む全身脱毛6回)の料金相場 | 128,000円 |
家庭用光美容器とサロンで顔とVIOを含む脱毛6回を行った場合の相場を見てみると、やはりサロンよりも家庭用光美容器のほうが半額ほどの価格ですむことが分かります。
家庭用光美容器は照射回数に制限がありますが、製品のほとんどは全身の脱毛を行っても数百回以上行えるものが多いため、サロンで数回全身脱毛を受けるよりも多い回数を行えます。
では家庭用光美容器のそれぞれの価格を見てみましょう。
当サイト内で紹介している家庭用光美容器のそれぞれの価格を分かりやすく表にまとめました。
光美容器名 | 本体価格(税込) |
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ケノン | 69,800円 |
トリア | 49,800円 |
ラヴィ 光エステ脱毛器 | 58,000円 |
ミュゼ SSCエピフォトスキンケアプロ | 79,200円 |
パナソニック光エステ | 店頭オープン価格 |
レイボーテ グランデ | 118,800円 |
ブラウンシルクエキスパートpro5 | 82,280円 |
家庭用光美容器8製品の価格を一覧にしましたが、価格だけで見るとこの表の中ではトリアが最も低価格になり、レイボーテグランデが高価格の光美容器になりました。
一見低価格のものに目がいきがちですが、ここで注意したい点としては、それぞれの光美容器は照射回数が異なるため、本体価格だけで判断するのは難しいということです。
さらにそれぞれの光美容器によって特徴にも違いがあるので、価格だけではなく機能性や自分にとって使いやすいかなど、トータル的に見て選ぶとよいでしょう。
上記で挙げた光美容器のなかでも、多くのサイトでも取り上げられることの多い「ケノン」「トリア」「ラヴィ」の3つに厳選してそれぞれの料金から1照射あたりの価格を算出しました。
それぞれの光美容器にはどのような違いがあるのか、特徴についても解説しているので詳しく知りたい方はチェックしてください。
本体価格(標準装備:スーパープレミアムカートリッジ) | 69,800円(税込) |
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照射回数 | 50万発(Lv10)~300万発(Lv1) |
1照射あたりの価格 | 0.023円~0.142円 |
照射面積 | 7.0c㎡ |
使用頻度 | 1週間に1回 |
照射可能範囲 | 顔(眉、目、唇・額・こめかみは除く)・脇・腕・胸毛・お腹・VIO・手の甲指・もも・すね |
本体に標準でついているスーパープレミアムカートリッジで算出しました。
照射レベルが10段階で調整でき、最高レベル10で使用した場合で計算しても、本体価格込みで1照射あたり0.142円の価格になります。
全身脱毛1回にかかる照射回数が411発(成人女性の平均身長154.2cm平均体重52.9kg)として10日に1回の頻度で使用する場合では、1年間で36.5回使用でき、33年分の全身脱毛が行える計算になります。もし仮に3人分の全身脱毛を行ったとしても約11年分の回数を使用することができ、スーパープレミアムカートリッジ1つだけでも全身脱毛を十分に行える回数が備わっています。
ケノンのカートリッジは標準装備のスーパープレミアムカートリッジ以外にも別購入の「美顔スキンケア」や「ストロング」「エクストララージ」「ラージ」4つのカートリッジがあり用途や脱毛部位に合わせて交換が可能です。
時期によってさまざまな購入特典を用意しているので、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。
本体価格 | 49,800円(税込) |
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照射回数 | 制限なし |
1照射あたりの価格 | – |
照射面積 | 1c㎡ |
使用頻度 | 2~4週間に1回 |
照射可能範囲 | 脇・脚・手足の指・背中・胸・腹部・顔の鼻から下・Vライン |
トリアは医療脱毛でも使用されている「蓄熱式ダイオードレーザー」と同じレーザーを照射できる家庭用光美容器です。
カートリッジを交換する必要がなく照射回数に制限がないので、本体が壊れなければ永続して使用することが可能です。
レーザー式のため脱毛効果は高いですが、痛みを感じやすく照射面積も狭いため、部分的な脱毛を行いたい方に向いています。
1回の充電で30分間使用できるので、脱毛したい部位が複数ある場合は日をずらして行うとよいでしょう。
本体価格 | 58,000円(税込) |
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照射回数 | 5千発(Lv10)~10.5万発(Lv1) |
1照射あたりの価格 | 0.474円~9.96円 |
照射面積 | 6c㎡ |
使用頻度 | 使用開始2ヶ月間は2週間に1回使用 3ヶ月目以降は3週間に1回 |
照射可能範囲 | 顔・鼻下・うなじ・脇・胸・お腹・へそ周り・へそ下・背中・ひじ上下・手の甲指・腰・ヒザ上下・ヒザ足の甲指・VIO |
ラヴィの標準で付属されるカートリッジと本体価格を含めた価格から、最大レベル10で使用した場合の1照射あたりの価格は9.96円になり、レベル1で使用した場合には1照射あたり0.474円の価格になりました。
公式サイトで紹介されている使用部位の回数を参考に、両ワキ(20回)と両ひざ下(120回)の2部位を2週間に1度の頻度で最大レベル7で使用した場合にはカートリッジひとつで1年以上もつ計算になります。
カートリッジは標準と美顔の2つがあり、用途によって交換することが可能です。
本体価格がページ内で紹介している光美容器に比べると低価格ではありますが、照射回数が少なくカートリッジの消耗が早いため長く使用するなら全身ではなく部分的な脱毛に使用するとよいでしょう。
当サイトでご紹介している家庭用光美容器以外でも、照射回数が多く9,000円代から購入できるものが楽天市場やAmazonなどでも販売されています。
照射回数が多く低価格ということで購入される方も多いですが、実際に使用している方たちのレビューを確認してみると、最初は1日おきに使用していき4回目以降でも3日に1回使用するなど、使用頻度が多い意見が目立ちました。
これらの意見を見ると照射回数が多く低価格という点ではとても魅力的に思えますが、使用頻度が多いといういうことは、カートリッジの消耗が早く脱毛効果が比較的弱めに作られているということが予想されます。
また使用頻度が多いということはそれに伴い脱毛を行う時間も多くなるということなので、手間と時間がかかります。
それぞれの販売ページでは、使用頻度などもしっかり表記されている製品もありますが、詳しく書かれていないものもあるため、実際に使用した人たちの意見などもしっかり確認しておく必要があります。
家庭用光美容器はサロンでの脱毛に比べると素人でも使用できるよう作られているため脱毛が簡単に行える反面、製品によっては脱毛効果が得られるまでに使用頻度の間隔が短くカートリッジの消耗が早いものがあります。
サロンでの脱毛に比べても家庭用光美容器の方が料金はかかりませんが、数千円~2万円代で販売されているものは、価格だけでなく効果が得られるまでの使用頻度や手間なども合わせて確認しておくとよいでしょう。
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