種類がたくさんある家庭用光美容器ですが、選ぶ光美容器によっては脱毛範囲に違いがあります。
そこで今回は、VIOの脱毛が行える家庭用光美容器の選び方とおすすめの光美容器をランキングでご紹介します。効果や脱毛の経過、痛みのないやり方を解説し口コミなどもまとめました。VIOをサロンやクリニックで脱毛するのは恥ずかしい、自宅で簡単にVIOができる家庭用光美容器を探しているという方は参考にして下さい。
※本記事では、家庭で使用ができる脱毛器のことを家庭用光美容器(または光美容器)と表記しています。
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VIOの脱毛が行える家庭用光美容器を選ぶ際に最低でも抑えておきたいポイントが3つあるので、購入前にチェックしておきましょう!
現在、販売されている家庭用光美容器にはレーザー式とフラッシュ式(光)の2種類の脱毛方式があり、痛みや照射面積に違いがあります。
レーザー式・・・照射範囲が狭く痛みを感じやすい。効果を実感しやすい。
フラッシュ式・・・照射範囲が広く痛みを感じにくい。効果はゆるやか。
VIOは毛が太く濃い部分で、さらに痛みを感じやすい部位でもあります。効果を求めるあまりレーザー式を買ったら痛みに耐えられず使用をやめてしまったということもあるので、選ぶ際には光美容器の脱毛方式をしっかりチェックしましょう!
家庭用光美容器よっては、Vラインのみ脱毛が行えたり、VIOまで脱毛が行えたりと光美容器によって脱毛範囲が異なります。
例えばVラインのみ対応している光美容器を購入後、IOも脱毛したくなってしまい失敗したという方もなかにはいるようなので、後々のことを考慮するならVIOまで対応の光美容器を検討してみてもよいでしょう。
VIOまで全身まるごと対応している光美容器はケノンなどがありますが、自分が欲しい光美容器はVラインまでの対応か、VIOまで対応しているかをしっかり確認しましょう!
光美容器によって内蔵されている機能に違いがあり、照射レベルを段階的に調整できるものや連射モードがついているもの、冷却機能がついているものまで様々です。
家庭用の光美容器は素人でも簡単に使えるように作られていますが、VIOは痛みを感じやすい部分になるため、照射前後に保冷剤などで肌を冷やす必要があります。
またVIOは背中などに比べて範囲は狭いですが、1回の照射ごとに冷やしながら行うため手間と時間がかかります。
そのため光美容器自体に冷却機能が付いているものが便利と言えますが、光美容器によって機能が異なるのでどんな機能が付いているかをよく確認して選びましょう。
たくさん販売されている家庭用光美容器の中で、VIOができるおすすめの光美容器をランキングでご紹介します!VIOまでできるものと、Vラインのみのものがあるので、それぞれの光美容器の脱毛範囲もしっかりチェックして下さい。
ケノンは脱毛したい部位や毛の濃さによってカートリッジを使い分けることができ、最大300万発照射できる家庭用光美容器です。
カートリッジは5種類あり、全ての部位を照射できる「スーパープレミアム」や照射面積の広い「エクストララージ」、VIOなどの毛が濃い部分に最適な「ストロング」、プレミアムタイプのスペアとして使用できる「ラージ」、光美容として使用できる「美顔スキンケア」と用途によって使い分けができます。
本体には、最大値300万発照射できるスーパープレミアムタイプ付属されていますが、そのほかの4種類は別売りで購入が必要です。
照射レベルが10段階まで調整でき、レベル1でより肌に優しく、レベル10でサロン級の脱毛が行えます。
照射レベルを細かく設定したい、カートリッジは寿命が長いものがいいという人に向いている光美容器です。
VIO・脇・顔(眉、目、唇は除く)・胸毛・お腹・手の甲・指・モモ・すねなど
※眉毛・目元・唇・額・こめかみ以外は可
価格 | 69,800円(税込) |
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脱毛方式 | フラッシュ方式 |
機能 | 照射レベル10段階調整・自動モード・連射モード・タッチセンサー |
照射回数 | 1万発~300万発(照射レベルとカートリッジにより変動) |
照射面積 | 4.5c㎡~9.25c㎡(カートリッジにより) |
推奨使用頻度 | 1週間に1回 |
トリアは医療脱毛でも採用されている「蓄熱式ダイオードレーザー」と同じレーザーを照射できる家庭用光美容器です。
照射面積が狭いため、Vライン全て終わるまでに約20分の時間がかかりますが、長期的な使用でクリニックで脱毛したような脱毛効果が期待できます。
レーザー式で痛みを感じやすい光美容器なので、慣れるまでは低いレベルから使用しましょう。
充電式で1回の使用時間は30分間になるので、ほかの部位も脱毛したい場合は日をずらして行うとよいでしょう。
高い脱毛効果を求めている人、痛みに強い人に向いている光美容器です。
Vライン・脇・脚・手足の指・背中・胸・腹部・顔の鼻から下
価格 | 49,800円(税込) |
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脱毛方式 | レーザー式 |
機能 | 照射レベル5段階調整 |
照射回数 | 制限なし ※カートリッジ交換不要 |
照射面積 | 1c㎡ |
推奨使用頻度 | 2~4週間に1回 |
ラヴィ光美容器は、カートリッジを交換すれば脱毛だけでなく肌のケアもできる家庭用光美容器です。
本体は240mm×240mm×100mmと大きめですが、脱毛する際には本体と繋がっているハンドピースを使用して照射していきます。照射面積が6c㎡と広めの設計なので照射回数が少なく済み短い時間で脱毛が行えます。
レベルを高く設定するほど痛みを感じやすいので、VIOなどの毛が太く濃い部位への使用は、低いレベルから試し照射前と後で保冷剤で肌を冷やすケアが必要です。
7段階の細かいレベル設定ができ、オート照射や連射などの便利な機能も搭載されています。
カートリッジ1個の照射回数が5千~10.5万発と少ないのでカートリッジの寿命は短いですが、VIOまで対応している光美容器です。
時間をかけずに脱毛したい、肌のケアもしたいという方に向いている光美容器です。
VIO・顔・鼻下・うなじ・脇・胸・お腹・へそ周り・へそ下・背中・ひじ上下・手の甲指・腰・ヒザ上下・ヒザ足の甲指
価格 | 基本セット 58,000円(税込) 美顔カートリッジ付 63,500円(税込) |
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脱毛方式 | フラッシュ式 |
機能 | 照射レベル7段階調整・連射モード・オート照射・ミュート・肌センサー・照射回数表示 |
照射回数 | 脱毛カートリッジ 5,000発~10.5万発 美顔カートリッジ 6,000発~10.5万発 ※カートリッジ交換必要 |
照射面積 | 6c㎡ |
推奨使用頻度 | 2~3週間に1回 |
光美容器によって脱毛範囲に違いがありますが、後々を考えるとVIOまで対応している光美容器を検討してみるとよいでしょう。
上記であげたおすすめの光美容器のなかでVIOまで対応している光美容器は、「ケノン」「ラヴィ」です。
この2つの光美容の違いを詳しく検証してみました。
低価格なのはラヴィですが、照射回数を確認すると1照射にあたる価格は以下のようになりました。
光美容器 | 本体価格 | 照射回数 | 1照射あたりの価格 |
---|---|---|---|
ケノン | 69,800円(税込) | 最大300万発 | 0.023円 |
ラヴィ 光エステ脱毛器 | 58,000円(税込) | 105,000発 | 0.52円 |
ケノンもラヴィも、照射レベルを上げるほど照射回数が多く減るタイプの機種ですが、カートリッジ交換が可能なので本体の買い替えは必要ありません。
次に脱毛にかかる時間です。
ケノンの照射口はラヴィよりも狭く、次の照射までに0.4秒から約2秒ほどの時間がかかります。また照射前後に肌の冷却が必要になるということを踏まえるとやはり1照射ごとにそれなりの時間がかかると想定されます。
ラヴィは照射口が広いため脱毛にかかる時間が短いと思えますが、次の照射までに1秒以上(最大レベル7の使用で約8秒)かかることや照射前後に肌の保冷が必要になることを想定すると、1照射ごとにそれなりの時間がかかります。
最後に痛みについてです。
どの光美容器もサロンでも使用されるIPL方式の脱毛方式を採用しており、さらに照射レベルを調整できるので、痛みを抑えたレベルでの使用が可能です。
VIOは毛が濃く痛みを感じやすい部分になるため、照射前に肌を冷やして脱毛を進めていくとよいでしょう。
VIOができる光美容器に絞って検証してみましたが、「ケノン」のコスパが◎ということが分かりました。
男性のヒゲにも使用できるケノンは濃く太いVIOの毛にも照射可能です!
VIOの脱毛がしたい、全身もできる光美容器を探しているという方はケノンを検討してみるとよいでしょう!
VIOは全身の毛に比べても毛が太く濃い部分になり、照射回数を重ねることで脱毛効果が実感できます。
生えるスピードが遅くなる、毛が細くなる、毛量が減るなどによって、自己処理の頻度が減るためお手入れが楽になるレベルの脱毛効果が期待でき、ムレやかゆみも軽減されます。
家庭用光美容器のフラッシュ式(光脱毛)は、大手サロンでも多く採用される「IPL方式」のものがほとんどで、肌のトーンアップやキメを整えるなどの効果も期待できます。
VIOの自己処理の回数が減ることによって肌への刺激も減るので、それによる肌への負担も軽減されるでしょう。
VIOは他の部位に比べても毛が太く濃い部分になるので、毛が薄い部位よりも倍の時間がかかると考えた方が良いでしょう。
・1~2回目・・・約2週間後に毛がポロポロ抜け始める
・3~5回目・・・毛が細くなる。
・6~8回目・・・毛が生えるスピードが遅くなり、自己処理の回数が減ったと感じる
・9~12回・・・毛が生えても細く目立たない程度で、自己処理の回数がかなり減ったと感じる
毛が薄い部位はこのような経過をたどりますが、VIOはこの倍の時間がかかります。
毛量や太さなど個人差は多少ありますが、回数を重ねるごとに毛質が柔らかくなり、徐々に薄くなっていくので、長期的に使用すると良いでしょう。
永久脱毛は毛を生やす組織を壊して行う医療行為にあたるため、専門の医師にしかできない脱毛法になります。
しかし毛が太く濃い部分のVIOを永久脱毛する場合には、料金がかかり痛みが伴うのがデメリットとなります。
家庭用光美容器はあくまで、抑毛や減毛の効果までで完全に毛をなくすことはできませんが、医療脱毛ほど料金がかからず、自分のタイミングで照射でき痛みが少ないという面ではメリットが大きいと言えます。
毛量を減らしたい、自己処理の頻度を減らしたいという方は家庭用光美容器を、完全に毛をなくしたいという方は医療脱毛を視野に入れて検討するとよいでしょう。
永久脱毛は米国電気脱毛協会や食品医薬品局(FDA)によって定義付けられています。
永久脱毛=永久に毛が生えてこない、という脱毛方法を指すわけではありません。
VIOの脱毛は出力の弱い家庭用光美容器でさえ痛みを感じやすい部位なので正しいやり方で行いましょう。
照射前の事前準備としては、VIOをシェービングしておく、保冷剤を使えるようにしておく、この2点です。
次に照射する直前に照射部位を保冷剤で冷やします。そうすることで照射時の痛みが軽減されます。
照射レベルが調整できる光美容器の場合には、一番低いレベルから照射していき、少しずつレベルをあげていきます。痛みを感じない程度のぎりぎりのレベルで使用すれば痛みなく脱毛を進めることができます。
保冷剤の使用と照射レベルを下げることが痛みなく脱毛するコツです。
レベルを自動で調整してくれる光美容器を買ったら、Vラインの肌が濃いせいか弱いレベルでしか照射されないので物足りません。
VIOもできるかメーカーに問い合わせたところ、Vラインのみしかできないと言われました。自己責任で使えるようですが、怖いのでVラインのみ使用しています。IOまで脱毛したい人はちゃんと調べてから買った方がいいかも。
カートリッジが交換できるタイプを使っています。Vラインをやるときは照射口が狭いカートリッジに交換して使えるので便利です。
家庭用光美容器によって機能に違いがあり、肌の色に合わせて自動で照射レベルを設定してくれるものもあります。
自動でレベルを調整してくれる点では楽ですが、肌の色が濃くなってしまった部分には弱いレベルで照射されるので物足りないという意見もありました。
照射レベルが自動化されていると肌に優しいというメリットはありますが、自分で自由に調整できないという点がデメリットにもなるようです。
光美容器によってVラインまでしかできなかったり、照射口の多きさにも違いがあるので、購入の際には光美容器の機能や脱毛範囲までしっかり確認した方が良いでしょう。
VIOの照射ができる家庭用光美容器はさまざまなメーカーで販売されています。
光美容器によってVラインまでのものやVIOまで対応している光美容器もあるため、まずは「自分が脱毛したい部位」と「光美容器の照射可能範囲」が一致しているかを確認しましょう。
機能性がそれぞれ異なるため、どんな機能が付いているかもしっかり確認するとよいでしょう。