平凡社 世界大百科事典

宋秉畯

朝鮮の大韓帝国期・植民地期の親日派。親日団体一進会を組織して日韓併合に協力した中心人物。金玉均暗殺の命を帯びて渡日したが,目的を果たさず帰国して危険視され,日本へ亡命。日露戦争のときに日本軍通訳としてもどり,日本の朝鮮侵略に加担した。1907年には農商工部大臣,内部大臣となって対日協力ぶりを発揮した。その〈功績〉が認められて併合後伯爵位を受けた。親日派の草分け的存在である。

馬渕 貞利